第二試験 ページ19
試験の内容は、巻物争奪戦。
期限は5日。
人を殺してでも奪い取る事。
『うわ…結構残酷だね』
我愛羅「どうする?やめるか?」
私も…人は殺したくない……けど。
この作戦で、どっちみち殺さなきゃいけないかもしれないから。
『ううん、やるよ。我愛羅、同意書ちょうだい』
我愛羅「あぁ」
私は同意書にサラサラとサインする。
よしっ。
『さ、早く行こう!』
テマリ「あぁ!」
休憩室を出て、試験会場に向かう。
うへぇ……森って聞いてたけど…結構不気味な森だなぁ…
そして、同意書と巻物を交換する。
もうすぐ時間が来るッ…!!
ドキドキと心臓が高鳴る。
アンコ「中忍選抜第二試験!開始!!」
その言葉で森の中へ足を踏み入れる私たち。
ドキドキするなぁ。
『あの…我愛羅?』
我愛羅「なんだ?」
『そんな手ぇ繋がなくても大丈夫だよ』
我愛羅「お前はすぐ迷子になる」
『えッ…うーん……そうなんだけど…』
手ぇ繋がなくても…
私ももう下忍なんだし。
しばらく歩くと、我愛羅たちが急に足を止めた。
我愛羅「そこに居る奴…出て来い」
我愛羅がそう言うとガサッと音がして、敵が出てきた。
「砂のガキが俺たちに真っ向から挑むとは…」
「愚かだねぇ…」
私は急いで扇子を構えようとする。
が、我愛羅に止められる。
「お前ら、相手は選んだ方がいい。死ぬぜ?お前ら」
我愛羅「御託はいい…早くやろう。雨隠れのおじさん」
「ッ」
お、おじさん…!!
カンク「我愛羅、ここは情報を集めるのが先じゃん?同じ種類の巻物なら、争う必要はーー」
我愛羅「関係ないだろう」
我愛羅がカンクロウのアニキの言葉を遮る。
我愛羅「目が合った奴は……皆殺しだ」
「「ッ!」」
『我愛羅!アニキの言う通りだよ!ここは一旦引こう?我愛羅の体力も無駄にしたくないしさ。ね?』
我愛羅「…」
我愛羅は敵を数秒見つめた後、コクリとうなづいた。
我愛羅「……あぁ、分かった」
カンク(…Aが居て助かったじゃん)
「隙を見せたな!まずはお前だ小娘ェ!!」
『ッ!』
頭上から千本のようなものが降ってくる。
扇子を開く暇もない…!!
頭を抱えて目を瞑る。
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ままこ(プロフ) - ミリアさん» はい!ありがとうございます! (2018年12月9日 16時) (レス) id: b36d8eab3d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - こちらこそごめんなさい。最新頑張って下さいね! (2018年12月9日 16時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ままこ(プロフ) - ミリアさん» 現在、リクエストは受け付けてません……誠に申し訳ない…!! (2018年12月9日 16時) (レス) id: b36d8eab3d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - お願いあるんだけど良いですかな?neutoのキャラ×たくっちのまぃの恋愛短編集を作って貰いますかな?まぃが木の葉隠れの忍びを設定で。たくっちのまぃが知らない検索してくださいね。 (2018年12月9日 16時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ままこ(プロフ) - 桜。さん» 桜。さん!いつもコメントありがとうございます! (2018年12月9日 10時) (レス) id: b36d8eab3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:揚げだしとうふ | 作成日時:2018年11月23日 9時