LikeAbout９ 遊園地 ページ9
涼太side
『来たっスねー！テンション上がんないスか？』
着いて早々、森山センパイに呆れられる。
『まるで、子供みたいだな』…と。
だってモデルを始めてからは、縁遠い場所だったんスもん。
茜「小手調べに絶叫系行きましょ？」
『マジ？！』
全員、絶叫マシンに乗れる口か…
久しぶりに本気モードで行くかな？
この時の自分は、茜ちゃんを甘く見ていた。
数十分後…
彼女の逞しさを目の当たりにする事に…
『う゛っ…』
『大丈夫？』
『ハハッ…無理かも』
休憩なしで立て続けに激しいの乗れば、さすがにへばるわ…
これ以上は勘弁。
茜「飛ばしすぎた？ごめんね…」
『平気っス…』
森山「少し横になって休んでろ」
『はいはい…』
フラつきながら、空いていたベンチへ辿り着く。
そっと目を瞑り、空を仰ぐオレへ近付く足音。
『黄瀬君、本当に無理してない？』
『！？』
正面を向くと、カノジョ１人だけが此処に残っていた。
『茜と森山さんは、観覧車へ行ったよ』
『Aちゃんは行かなくていいの？』
『私もちょっと…気分悪くなりそうだから休憩』
『そっスか…』
『冷たい飲み物どうぞ』
『…すんません』
気を遣われてる…
自分だけグロッキーでカッコわり。
『あの２人、相当タフっスね』
『うん…』
『茜ちゃんって…森山センパイの事、好きなんスか？』
『…それは直接本人に聞かないと』
どう見ても、気があるのは丸分かり。
答えを知ってる筈なのに濁すなんて…
『Aちゃんは？好きな人いるんスか？』
『えっ！？わ、私？今は…いない』
『良かったら、オレどう？』
『黄瀬君？』
『そっ！』
『…遠慮しとく』
ガーンッ！
又しても敗れたり…
最近じゃ、壁ドン以来…
カノジョへアピールしてなかったっス。
あー、恋愛って割りと難しい？
『Aちゃんは…夢中になる恋をした経験ないんスか？』
『…よく分からない。黄瀬君は？』
『オレも分からないっス。だけど、Aちゃんはいずれ夢中になれる恋をするよ』
その相手がオレだったらいい…って。
軽い気持ちで近付いたカノジョに、初めて抱く感情だった。
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なび(プロフ) - ？！可愛い顔でどうしました？(ﾟoﾟ; (2015年8月3日 20時) (
レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
つばさん - ヾ(o´∀｀o)ﾉ (2015年8月3日 5時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - リコさん» お久です♪ではでは、私は邪魔せずに話の下書きしようかなぁ？？楽しんで下さいね(*´▽｀*) (2015年3月28日 23時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - お久しぶりです！コメント出来なくてすいませんでした。これからゆっくり読んでｷｭﾝｷｭﾝしてます！(///∇///) (2015年3月28日 23時) (レス) id: c67d3cf1ba (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - チャルランさん» お久しぶりでーす(^o^)やはり、皆さん４月に向けて忙しいですよね？実は私も忙しくて…orzスローテンポですが、じっくり読んで下さい♪無理はしないでね(^_^)/~ (2015年3月27日 22時) (レス) id: 2e3b7e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なび | 作成日時：2015年2月20日 19時
