LikeAbout１６ 謝罪 ページ16
YOUside
図書室で見た光景…
女の人が黄瀬君に身体を求めてた。
その会話を聞いてるうち、自分の気持ちがハッキリ分かって…
【黄瀬君の事が好き…】。
どうしよう…
胸がざわつく。
次第にイライラも沸々と…
いつの間にか、気付かずに意識してた訳？
それからの練習…
色んな思いが交錯して、身が入らなかった。
ヒュッ カンッ
そこで、気を引き締めようと１人居残り。
『ハァ…』
弓を引き、矢を放つも…
的に命中しない。
気の緩みは心の乱れ。
やけに静かな場内に寂しさが襲う。
『ハァハァ…Aちゃん！』
『！？』
もう一矢放とうとした時、道場の扉が勢いよく開いた。
何故か、顔面蒼白の黄瀬君がいる。
『ま、まだ死にたくないっス！』
『…あっ』
弓を構えたまま振り向いたからか…
腕を下ろした私は、余りにも急な展開に黄瀬君の目を直視出来ない。
『不快な思いをさせて、すんませんっした！』
『！？』
『確かにオレは…Aちゃんが疑うような事を過去にしてた。自分の上っ面しか見てない子を誘って遊んでたんス…』
彼は淡々と過去の話を始める。
異性との付き合い方は正直最低だけど、自身しか分からない葛藤があったのかも…と感じた。
『付け加えると…Aちゃんに近付いたのも、きっかけはセンパイたちを見返してやろうと…』
『…何もそこまで言わなくても…どうして、私に…』
『Aちゃんだから！…嘘つきたくないんス』
『黄瀬君…』
『女の子に初めて怒られて、凹むどころか妙に嬉しかった』
『それって、M…『Mじゃないっス！！』
顔を真っ赤にしてムキになる黄瀬君。
張り詰めた空気を和ませられたかな？
『とにかく！…軽いノリで近付いた事、傷付けた事を謝りたい』
すると、彼は私の前に跪いた。
やだ…
そこまでする必要ないよ。
『一度だけ、チャンスくれないスか？…信用を取り戻したい』
『チャンス？』
『ウチのバスケ部、お陰様でIH出場決まったんス。そこでもし、上位入賞出来たら…２人でパンケーキ食べに行こ？』
瞳の中に映る黄瀬君は神妙な面持ち。
本音は、すぐにでも信じてあげたいけど…
此処は彼の意志を尊重し、首を縦に振った。
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なび(プロフ) - ？！可愛い顔でどうしました？(ﾟoﾟ; (2015年8月3日 20時) (
レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
つばさん - ヾ(o´∀｀o)ﾉ (2015年8月3日 5時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - リコさん» お久です♪ではでは、私は邪魔せずに話の下書きしようかなぁ？？楽しんで下さいね(*´▽｀*) (2015年3月28日 23時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - お久しぶりです！コメント出来なくてすいませんでした。これからゆっくり読んでｷｭﾝｷｭﾝしてます！(///∇///) (2015年3月28日 23時) (レス) id: c67d3cf1ba (このIDを非表示/違反報告)
なび(プロフ) - チャルランさん» お久しぶりでーす(^o^)やはり、皆さん４月に向けて忙しいですよね？実は私も忙しくて…orzスローテンポですが、じっくり読んで下さい♪無理はしないでね(^_^)/~ (2015年3月27日 22時) (レス) id: 2e3b7e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なび | 作成日時：2015年2月20日 19時
