花言葉【ハリーポッター】秘密の部屋Ⅰ (ページ3)

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2 ハリーからの手紙ページ3

ハリーが手紙をくれたのはそれからだいぶたった時だった

ロンと双子が迎えに来てくれたとそしてドビーと言う屋敷しもべ妖精が皆の手紙を横取りしていてあげくの果てにはダーズリー家におおっぱじをかかしてハリーのせいにした事などが手紙には書かれてあった

『ハリーも大変だなぁ』

＿＿＿

スク「歌菜ーそろそろ行くわよー」

『はーい』

ダイアゴン横丁に行くのに
スクルは紅色のローブ
マーリウは緑色のローブをはおり
歌菜は左側の髪を編み込みにし白いシャツの上にふくらはぎ程の長さの薄いライラック色のローブをはおり水色のミニスカートをはいている
そして人が怖くなくなる訳では無いと嘘を明かされてもなおダンブルドアからのお土産のネックレスを首に下げている

マー「しっかり捕まれよ」

『私...死なないかな？』

人が怖くなくならないのであればあの人の量は失神するのではないかと歌菜本人が一番心配に思っていた

スクマー「ごめん」

スク「ででもハリー達と会うかもしれないじゃない！」

『...うん』

下を向く歌菜を心配そうに見ながらもマーリウは姿くらましをした

『......』

案の定フリーズ状態の歌菜は新学期の新しい教科書のリストを見た

＿＿＿

二年生は次の本を準備すること

基本呪文集(二年生用) ミランダ·ゴズホーク著

泣き妖怪バンシーとのナウな休日ギルデロイ·ロックハート著

グールお化けとのクールな散策ギルデロイ·ロックハート著

鬼婆とのオツな休暇ギルデロイ·ロックハート著

トロールとのとろい旅ギルデロイ·ロックハート著

バンパイアとバッチリ船旅ギルデロイ·ロックハート著

狼男との大いなる山歩きギルデロイ·ロックハート著

雪男とゆっくり一年ギルデロイ·ロックハート著

＿＿

マー「なんだそのふざけた題名と名前の羅列は」

スク「次の”闇の魔術に対する防衛術の先生は歯見せたがり”だってジェンガから聞いたわ」

マー「......今年も大惨事だな」

スク「そうね...歌菜私達ちょっと用があるから一人で行ける？」

フリーズしている歌菜はゆっくりと頷き心配しながらもどこかに行く両親を見送った

二人が見えなくなった時一気に人が増えた
人の波に押され歌菜はいつのまにか薄気味悪い道に出ていた

『(死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ)』

頭の中が大混乱だった歌菜はとりあえずローブに付いていたフードを深くかぶった

古ぼけた看板には”夜の闇(ノクターン)横丁と書いてあった