吹部と野球部〜青道高校正捕手とトランペッターとの恋物語〜2nd

67小節目 生意気なやつ ページ43

沢村side

お っぱい×２に連れてこられた、東京の青道高校

ぶっちゃけ、すげー選手はいっぱいいるし野球の設備に申し分はない。

けど、

東「かぁ〜全然手応えあらへん！こっちまでヘタになってしまうわ！お前もうええ！！」

なんだよ…アイツ。
練習に付き合ってもらってんだろ？

東「代われ代われ！！誰かそいつつまみだせ！ダンボールにつめて田舎へ送り返したれや！」

ん…だよ、それ…、

沢「(すぅー)あんな体でプロ行くって！？マジでありえねぇ 絶対辞めた方がいいって 見てみろよあのハラ！オッサンじゃねーか！」


澪side

何を言い出すかと思えば…あの子…





めっっっっちゃおもろいやん！？
さっきから笑いこらえるん必死やなんやけどw


沢「どー見ても40過ぎだろ？本当に高校生かよ！」

澪「ちょっwバカ、声が大き…ww」




東「だ、誰や…コラァ…さっきから俺のチャームポイントを笑っとんのはぁ〜〜！！！」

沢「はっはっはっ…チャームポイントって、どう見てもそれ！短所だから！！」

澪「ぷっ！あははは！！！！もー無理！限界！！アンタおもろいなぁ！！！お腹痛い…w」

東「澪さん！？」

目尻に溜まった涙をぬぐい、周りを見ると東くんが沢村くんに近づいている。

沢「フン…何が野球留学だ…覚悟や向上心は立派かもしれねーけどよ、、ここじゃあ力のある奴は何言っても許されんのかよ…」

沢「練習に付き合ってくれた仲間を罵倒し、挙句の果てには田舎にだと？


たとえ世界が認めても…俺は絶対に認めねぇ…！

たった1人じゃ野球はできねぇんだ…





名門と呼ばれるこの学校じゃあそんな大切なことも忘れてんのかよ！」



仲間…か…

野球はチームプレイ…個人競技じゃないってことやな

おっ？礼ちゃんなんか思いついたんやろか？

礼「ごめんね東くん、この子田舎から出てきたばっかりで何も分かってないの」ヒソヒソ

沢「！！？？」

礼「せっかくの機会だからこの子相手に本物のバッティングを見せてあげてくれる？」

東「ああ…俺は別に構わねーぜ！ただし…このガキが泣き入れるまでマウンドから降ろさねーけどなぁ」

沢「ちょっ…待てよ！俺はこんな奴のm、澪「もー！！！東くん！！！沢村くんはウチの救世主だよ！！？？？そんなこと言ったらいかんやろ！？」

はぁ！？何言ってんだアンタ！！俺はこんな奴の胸は借りたかねぇし、第一まず入るなんて言ってねぇだろ！？」

東「はぁ！？」


礼「はぁ…なにやってんのよ…」

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