43小節目 見知った顔 ページ15
貴女side
シーン……。と静かな中で一人の男性が立ち上がった。
「アンコール!アンコール!」
その声を聞き観客は次々に立ち上がって声を揃える。
『アンコール!アンコール!アンコール!』
スッと先生が構えるのが見える。
自分も水樹も平然と構える。
だが、右隣にいる藍田は目を見開き、
ーーーーーー、震えていた。
in寮
あれからのことはあまり覚えていない。
寮に戻ってきた時も、お風呂に入っていた時も、お風呂から上がった今も。
自分はなんて声をかけたらよかったのだろう。
どうしたら……。
愛「A〜?」
貴女「!!あ、愛音。ごめん。どした?」
愛「なんか、野球部の寮の近くの自販機にしかないジュースを買いに行くらしいけど、行く?」
貴女「うん。行く。」
ガコン。
真「はい。Aのぶん。」
貴女「ありがとう。ごめんね?」
真「いいって。ほら、そこのベンチに座ろ?」
留「で、藍田。何があったの?」
貴女「言ってええんかな?勝手に。」
愛「いいんじゃない?」
貴女「……。あのね…(御「村上……?」……。御幸!!」
御「今日、どうだった?」
貴女「……!!」
どうしよう。どう答えたらいいかわからん。
?「今日の定演、酷かったねぇ。一年?」
暗闇の中から誰か出てくる。
けど、その顔は私にとって見知った顔だった。
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夏樹(プロフ) - 諸行無常系女子さん» コメントありがとうございます!トロンボーンいいですね!かっこよくて大好きです!これからも頑張らせていただきます! (2019年3月25日 17時) (レス) id: c7a3e884e2 (このIDを非表示/違反報告)
諸行無常系女子 - 楽しく読ませてもらってます!私も実は、吹部勢です!トロンボーンでございます!この小説を見つけた瞬間、運命!!と思いました!(笑)ダイヤのAも好きだし、吹部だし...これからも頑張ってください!(≧∀≦) (2019年3月25日 16時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
夏樹 - りと( ?????? )さん» ありがとうございます!!面白いだなんて!嬉しいです!吹部ですか…なんか吹部ってだけでなんかテンションあがります!更新、頑張りますね! (2019年1月26日 21時) (レス) id: e01e257d4c (このIDを非表示/違反報告)
りと( ?????? )(プロフ) - コメント失礼します。とても面白く、続きが気になります!これからも更新頑張ってください!ちなみに僕も吹部です! (2019年1月26日 20時) (レス) id: 275e1a29df (このIDを非表示/違反報告)
夏樹 - ccさん» そうなんよ〜!どっちも打撃力が凄いけんね!面白いと思うよ!!更新頑張るわ! (2018年8月13日 11時) (レス) id: e01e257d4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏樹 x他1人 | 作成日時:2018年6月9日 21時