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32の巻 ページ32

A「待てと言われて待つ奴はいねぇべや!」


カカシの背に隠れたり、

テンゾウの背に隠れたり――。



カカシ・テンゾウ「......誰?」



揃いも揃ってそう言われるとは、

思ってもみなかったが。


A「はぁ!?Aだよ!間A!」

カカシ・テンゾウ「えぇ!?」

カカシ「なによ、その容姿」

A「仙人モード!」

自来也「ったく、しょうがねぇのぉ。ほら、早く手合わせするぞ」


先ほど『忍者は裏の裏を読め』と

言われたばかりだ。


これは、

行くべきか行かないべきか。


カカシ「へぇ、これがAの仙人モードなのな」

テンゾウ「自来也様のも初めて見ました......」

自来也「ありゃ?そうかの?」


A「よし、行くよ!先生!」


背負われた短刀を引き抜きながら、

油断している先生に突っ込む。


自来也「コ、コラ!

(こいつ......)」


すると、

不意を突かれた先生も、

体制を立て直しながら

短刀をクナイで受け止めた。


カカシ「!」


テンゾウ「先輩?どうしました?」

カカシ「フッ。

Aの背中が、一瞬ヨシキに見えたよ」


という会話を交わしていたとは、

知る由もない。





【圧倒させてやるー!】

33の巻→←31の巻 《犬の仙人モード》



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ri_ta0077(プロフ) - kyokapi23さん» kyokapi23さん、コメントありがとうございます!楽しみにしていただいてすごくうれしいです、がんばります! (2018年7月8日 17時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 疾風伝篇楽しにみにしてました!続編おめでとうございます!これからもこの作品を楽しみに待ってます! (2018年7月8日 8時) (レス) id: 8d4ba9d346 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年7月6日 21時

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