【NARUTO】狼少女。【カカシ】

６ 長期任務 ページ25

あなたside






森を抜け商店街を通りカカシの家へに着き
階段を登り、扉に手をかけ開けると…








カカシ「何処に行ってたのよ」








椅子に腰掛けて、また愛読書の'イチャイチャパラダイス'から視線をあげ私を見詰めている







「暇だったから散歩してた。」









変な謎の男に襲われた、なんて言えるわけが無い








カカシ「…ふーん」









中に入り、冷蔵庫から飲み物を出して私も椅子に腰掛ける








カカシ「あ、そうそう…明日から１週間長期任務で出掛けるから留守番よろしくね」







「分かった」








そう言い、冷えた飲み物を飲む








カカシ「んで、その代わりに俺の後輩がAちゃんの様子見にくるから仲良くしてやってね」







カカシが任務に行くってことは、それだけ厳しい任務なのかな。
なんか心配だけど、カカシなら大丈夫だよね…







「ん、」








私は普通に平然と返事をしてまた飲み物を口へと運ぶ







さっきの、あの謎の男の言葉が気になる。








'脅威なる力'それは…何なんだろう
それにもう少しで封印も解けるって言ってたっけ。









私は肩を擦る、あの模様は一体…







『自分が何者かも知らないのか…』
自分の事はあまり知らない。知ろうともしてなかった。






いつの間にか夕方になっていた。
カカシは、椅子から立ち上がり台所に立ち、






今日の夕食の調理をし始めた。





──────────

．→←．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す