幸村妹Uｰ17での日常

４２話 ページ42

合宿所についた


なんか…うん、そんなに懐かしくは思えない

途中何回か来ちゃったからな…





『え、待ってどこ行くんですか』


ﾘｮ「２番コート」


『何故』


真田「俺達の強さがどれくらいのものか、試すためだ」



私心も体もボロッボロですけど




仁王「…」


『めっちゃ元気』


仁王「まだ何も言っとらんぜよ、それに自覚があるなら…」

『まぁまぁ、落ち着いて下さい』


仁王「えーAは今ー」


『すみませんごめんなさい許して下さい』


チクらないで







２番コートについた



ﾘｮ「２番コートって、あんた達の事でしょ？」


高校生「それがどうした」



ﾘｮ「俺達と試合やんない？」




唐突に始まった高校生との試合


『…私浮いてる』


そらそうだよ、私小学生だし、山から帰ってきたんだし



日吉「俺達も目立ってるから、いいだろ別に」


『目線が痛いっす』


日吉「我慢しろ」


『ウイッス』




どんどん相手を選んでいく




財前「Aは試合せんのか？」


『目立つ』


財前「ええやんか」


『そういう財前さんも、しないんですか？』


財前「…ええやんか」




高校生「…聞いたことがある、１度脱落したものが黒いジャージを着て、強くなって戻ってくると…」


高校生「誰が呼んだか、黒ジャージ帰って来ちゃった組」



『』(ｶﾞｸｯ



謙也「ダサッ!!」



桃城「その帰って来ちゃった組って呼び方、何とかならないっすかね？」



高校生「ならば、帰ってきてしまった組」


桃城「もういいっす、試合やりましょう」



ﾘｮ「２番コート貰うっす」




結果は勿論中学生の圧勝、皆さんが前に比べて遥かに強くなっているのが良くわかる



真田「２番コートの実力はこんなものか！たるんどる!!」



ﾘｮ「まだまだだね」







幸村「…おめでとう、そしてお帰り皆」



あ、精市


仁王「…！おい、Aそろそろ限界じゃろう」


『え？何がっ…(ｸﾞﾗｯ』


あれ、なんか体に力が入らない…ごめん



仁王「っ！(ﾊﾟｼｯ」




幸村「A!!」


白石「どうしたんや！…っA顔色悪いで!!」


財前「しっかりしーや！おい！」




仁王「取り合えず医務室に行くぜよ…！」(ﾀﾞｯ


柳生「仁王君!?」






(ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ



仁王「っわかっていたんに…！クソッ倒れるおまんを運ぶのなんざごめんぜよ!!」



『…』

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