「十六」話 副主任看守現る！！ 3＆手合わせ ページ28
猿門side
2「あ、時雨さん、猿門さん。」
と、二番が声をかけてきた。
58「来ていたんですか。」
71「え、誰？この美人さ
2／58「「うるさい黙れクズ！！」」
クズ「・・・酷い！っておい！表示！」
猿「おい2番、俺はこれから時雨と手合わせする。
審判をしてくれ。」
2「わかりました。」
そう言うと、俺と時雨は手合わせするために位置へ向かった。
2「時雨さんと猿門さんが？」
58「でもどうせ猿門さんが勝ちますよ。
相手は女性なんですし。」
48「時雨さんを侮るな。」
71「っうわっ！！！誰！？」
2「夜叉？いつからいたんだ。」
48「さっきからだ。100周終わらせてきた。」
71「誰か説明して！！」
チィーの声が、鍛錬場中に空しく響き渡った。しかし、
相手をするものは誰も居ない。
71「酷い！！」
2「用意・・・始め！」
2番が『始め！』と言うと同時に、時雨の姿がかき消えた。
・・・早い！
時雨「悟空、手加減だけはしてくれるなよ！」
猿「・・・わかった！」
71「ちょ、ちょっと何者！？あの猿門さんが
初戦で両手使ってるよ！？」
2「早い！」
58「ちょっと夜叉、貴方、あんな強い人と
毎日手合わせしてたんですか！ずるいです！」
48「さすがは時雨さんだ。」
俺は時雨に向かって蹴りを放ったが、あっさりかわされ、手首に
手を当てられた。
猿「ま、まいった・・・。」
2「そ、そこまで！」
時雨「いやぁ、さすが鍛錬の五舎の主任だ。
しかし、もう少し俊敏性を鍛えないと僕には勝てないぞ。」
猿「お前凄ぇな！」
2／58「「時雨さん、今度是非私／僕と手合わせを！」」
時雨「あぁ。」
32「さっすが時雨ちゃん！」
61「素敵です！」
と、息切れ一つしていない囚人達がやって来た。
11「アイツらの体力どうなってんだよー！」
11番の叫び声が鍛錬場中に響き渡った。
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零印 - ありがとうございます！褒められたの初めてです・・・うれしいなぁ！ (2019年8月7日 7時) (
レス) id: f2d6bc0737 (このIDを非表示/違反報告)
ネコミヤ(プロフ) - とっても面白いです！ナンバカ本来の面白さと作者様の面白さが混ざって最強ですね (2019年8月6日 21時) (レス) id: 1ac4f61273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零印 | 作成日時：2019年6月25日 18時
