第56話 白く綺麗な肌 ページ9
体が思い。頭を撫でられる感覚があって思い瞼を上げる。目を開ければ自分がどこかのbedの上で寝ていたことがわかる。
場所がどこか確認もしたくて起きあがろうとするけど
服が引っ張られる感覚があって横を見れば凛月がいた。
「え?凛月くん?」
いやなんでいるの…?
凛月くんが横にいるってことはここは凛月君の家?いやでも雰囲気違うし…?
あ、横にもbedが二つある。…
寮か、何かかな?
上半身を起こしていたら凛月くんが横で動いてて
がっちり確保されてしまった。
「…。」
すぅーと寝息をたててねてる彼。
同い年だとは思えないほど私より可愛い。
夜はかっこいいけどね.
『いかないで…。』
「…ごめんね。」
私はそっと凛月くんの頭を撫でた。
ふわふわとした綺麗な黒いその髪を上から下へ数回。
ガーネットのように美しいその赤い瞳を閉じて
白く綺麗な肌、無防備な彼を私は
優しく…力を込めすぎないように意識して撫でた。
この先に起こることや
この時間、彼らと会うこと全てを恐れていたのに
この時間が続くことは私は望んでいる。
そんな自分が情けなくて大っ嫌いだな。
そんなことを考えていたら部屋のドアが空いた。
「お久しぶりですね。会長さん」
「今はもう卒業してるけどね」
私の敵で司の尊敬する彼
英智くんは私の目の前に姿を表した。
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aj - 色んな場面で泣きました。凄く面白かったです更新楽しみにいてます。 (2023年4月2日 16時) (レス) @page29 id: 52fb1e9a16 (このIDを非表示/違反報告)
ハムム(プロフ) - にゃーちゃんさん» そう言っていただき嬉しいです‼︎更新もこれから頑張っていくので楽しみに待っていてくださいね‼︎ (2022年8月12日 7時) (レス) id: f8432527a9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - とても面白いです!!もう、感動して思わず泣いちゃいましたw更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2022年8月12日 6時) (レス) @page25 id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
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