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御幸「ここがブルペン。俺はここにいることが多いかもな」

奏良「へぇ…やっぱり捕手だから?」

御幸「まぁな。ちなみに、あそこで投げてるのは3年生投手の丹波さん。その隣にいるのは俺らと同じ2年の川上」

やっぱり見てて楽しいな

奏良「川上はサイドスローかな?丹波さんは縦に割れるカーブ?どっちもすごいね」

御幸「分かるのか?」

奏良「詳しくないけどね」

昔、というかお母さんの浮気相手があのプロ野球選手である柏木幸夫だって分かった時に調べまくってたんだよね

どんな選手でどこを守っているのか

テレビも何回も見たっけ

そうしているうちにだんだん野球が好きになったってだけ

何回か投手の真似をして変化球とか覚えようとしてたこともあったな

実に懐かしい…

クリス「丹波、少しいいか」

丹波「クリス…めずらしいな、どうかしたのか?」

クリス「ちょっと頼みがあってな…」

誰?ていうか、今更だけど、丹波さん身長高いな

御幸「あの人は滝川・クリス・優先輩。もともと俺と同じ捕手だった人だ」

奏良「そうなんだ…」

ん?過去形?

ってことは今は違うってこと?

こういうの、深く突っ込まない方がいいんだろうな

御幸「今はマネージャーしてる」

奏良「そっか…」

一也、寂しそうだけど何かあったんだろうか

正直、どこまで踏み込んでいいか分からないんだよね

聞かないけど

いつの間にか丹波さん達はどこかに行っていた

御幸「奏良、何やってんだ?グラウンド行くぞ」

奏良「え、あ、ごめん。今行く」

グラウンドに行く途中、一也に聞かれた

御幸「…何も聞かないんだな」

奏良「何を?」

御幸「クリス先輩のこと」

いや、聞いてよかったのか?

奏良「聞いて欲しかった?」

御幸「んー、どっちでも」

どっちでもとか1番困るって

奏良「そうだな…聞かない理由って言うか…一也、クリス先輩のこと話してる時、寂しそうだった。聞かない方がいいのかなって思った」

踏み込んでいい話題なのかも分からない

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年7月7日 20時

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