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チャンネルを変えることなく、ただただボーッとテレビ画面を見つめる。
前のローテーブルに置いたグラスを取ろうと手を伸ばした瞬間に、コツンっと肩に何かが触れた感覚で体がビクッとなった。
「っ…、！？」
「………」
「…た、玉森くん…？」
恐る恐る顔を横に向けるとふわふわの髪が私の頬に触れて、髪から香るいい匂いが鼻を掠める
「ちょ…っ、」
体を押し退けようとしたら、微かに聞こえてきた寝息。
ゆっくり顔を覗き込むと目を閉じてる玉森くん。
「…えっ？嘘でしょ？寝てる？」
ど、どどど…どうしよう…っ！！
この姿勢……
嘘でしょ……待って……
ついこの間抱っこした友達の子供も寝ちゃうとずっしりと凄く重くて。
…いや、今ここで比べる相手がおかしいか。
「…玉森くん？風邪ひくよ？
ベッドで寝た方が……、」
「………」
私の肩を枕にして寝てる玉森くんを退かすに退かせなくて、私はそのままソファーの背もたれに寄りかかる。
すぐ横にある玉森くんの寝顔にドキドキして、この心臓の音が聞こえちゃうんじゃないかとまた更にドキドキして。
先に寝ちゃった玉森くん。
本当に、宣言通り、何もなかった。
それはそれで良かったんだけど、執拗に疑ってしまったことに少しだけ罪悪感を感じる。
……綺麗な顔。
色白で、鼻筋が通ってて、長い睫毛。
初めて間近で見たジャニーズの顔に思わず釘付けになる。
気付けば私も目を閉じて、そのまま眠ってしまった。
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にかみつば(プロフ) - たまたま見つけて読ませてもらってます☺️北山くんが来てなんだか楽しい展開になってきて続き読むのが楽しみです🥰 (6月27日 1時) (
レス) @page30 id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - りょうこさん» 初めまして！コメントありがとうございます！どうやら私の設定の問題でしたね…ご指摘感謝です！変更したので引き続きよろしくお願い致します(^^) (2021年6月28日 12時) (レス) id: 60f3e03fcf (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読しています！機能のせいなのか、更新されたストーリー番号の横に【NEW】が表示されるといいなーって密かに願ってます。 (2021年6月28日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年6月21日 14時
