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やっぱり...
征十郎には全てが見えてしまう。
きっと...私の今の感情を悟ったんだろう。
” 落ち着け、気にするな ”
征十郎の目からは
そんな言葉が聞こえてくるようで...
征十郎は力強く私の手を握ってくれた。
母「あら？何か言いたそうな顔ね？
それよりも久々の再会に感動とかないの？」
感動？
するわけない...
むしろ...よく平然な顔で私の前に戻って来れた事に驚いてるくらい。
あっちに居場所がなくなったから？
だから日本に戻って来たってわけ...？
貴「悪いけど...こっちにもあなたの居場所はないよ」
母「え？何言ってるの？
もしかして昔の事まだ怒ってるの？
いいじゃないもう昔の事は！
今は楽しく学校行ってるんでしょ？」
あー...もうダメ...
限界だ。
貴「いい加減に...」
私は母に殴りかかろうとした...
” ギュッ ”
でも...しっかりと握られた征十郎の手に制止された。
貴「...離して」
赤「嫌だね」
貴「もう...限界...」
赤「何か変わるのか？」
貴「...え？」
赤「殴ったところで何か変わるのか？
それでAはすっきりするのか？
もしそれですっきりするなら手を離す」
征十郎は私の目を見て...そう言った。
...すっきり...するわけない。
殴ったところで...何も変わらない。
変わるはずないんだ...
悔しさと怒りで...
自然に目に涙が溢れる。
母「それより、隣の彼は？
Aの彼氏かしら？
すごくイケメンな子ね」
征十郎の方を見て...また軽々しくそう言った母。
赤「Aとは付き合っている。
僕が責任を持って必ず幸せにする。
だからAの幸せを邪魔する事は僕が許さない。
例えそれがAの親であろうがね。
子供の幸せまで奪う権利は親にはないからね。
悪いがこれは命令だ。
そして警告しておこう。
僕の命令は絶対だ」
征十郎は...私の母にそう...はっきりと言った。
母は征十郎の迫力に少し後ずさりしながら...
母「わ、私...行くわね」
そう言って...家なのか...
日本にいる男の家なのかは...
分からないけど私の前から去って行った。
貴「...征十郎...ありがとう」
赤「思った事を言ったまでだよ。
僕が絶対に幸せにする。
その邪魔はされたくないからね」
貴「うん」
征十郎がいてくれれば...
私はきっと大丈夫だ。
そんな安心感を征十郎は私に与えてくれた。
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7nana23(プロフ) - あかりんさん» ずっとコメントお返ししていなくて申し訳ございませんでした(＞＜)最後までお付き合い下さって本当にありがとうございました。 (2018年8月12日 0時) (
レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - お疲れ様でした(^-^)楽しみに読ませてもらっていました！赤司くんオチすごく良かったです最高でした( ；∀；) (2018年2月2日 2時) (レス) id: 95ac557a92 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。灰崎君が好きなんですね。個人的に私も好きです。ただキャラや設定が難しく灰崎君の小説書くのは難しいですね(>_<)私の書く小説はあくまで自己満であり...推しキャラの登場がほとんどです。なのであまり推奨いたしません(>_<) (2017年11月10日 8時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様は絶対だから (2017年11月10日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年11月7日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7nana23 | 作成日時：2017年7月7日 16時
