第54話 ページ6
.(ジャーファルside)
翌日、あまりにも仕事をしないシンの監視と
目を通さなければならない資料に目を通す
はずだったのだが…
シ｢おーい、ジャーファルくんそれ読めてるの？
逆さまだけど｣
ジャ｢あ…｣
……頭に浮かぶのはAの事ばかり。
昨日は泣き疲れたのかAはそのまま
眠ってしまった、涙を出すと眠くなるの
でしょうか？
シ｢あぁ、そう言えば昨晩目撃情報があってな。
ジャーファルがAを横抱きにして廊下
を歩いてたと言うのを聞いたんだが？｣
ジャ｢口より手を動かして下さい｣
ピスティか…！
付いてきている気配には気付いていたがA
が寝ているので何も言えなかった
シ｢んで実際は？｣
ジャ｢にやにやするの止めてもらえます!?｣
なにかあっただろう、とこっちを見ながらにや
けているシンは正直うざい。
ｺﾝｺﾝ──
シ｢入っていいぞー｣
貴｢ふぁ〜…失礼しまーす｣
あくびをしながら扉を開けると私に気付いて
少しムスッとした
貴｢ジャーファルさんですか、私の部屋の扉を
開けたままにしたのは…！｣
ジャ｢いえ、今日は1回もAの部屋に…
と言うかこんな時間に起きるなんて何が!?｣
シ｢2人にも何があった｢黙ってろ｣
今は10時Aが起きるなんて誰も思わない
自分で起きるなんてなおさらだ
貴｢実は昨日煌帝国の第一皇子さんから有力な
情報を貰っていた事を思い出したので報告しに
きました｣
シ｢待て待て紅炎に会ったのか!?｣
貴｢はい第一皇子さんはツンデレさんだとの
情報も得ました｣
つ、ツンデレ？…何ですかその情報は。
シ｢それで有力な情報って？｣
貴｢ここシンドリアに組織の元スパイがいる
そうです｣
珍しく真剣な目をしているAを見つめる
シン、シンドリアにスパイだなんて…
ジャ｢組織ってAの…ですか？｣
貴｢ですです、元スパイだし組織滅びたから
なんとも思わ無いかもしれませんけど…
探し出すなら探し出しますよ王様｣
元ならなんの危害もないかもしれないが
スパイじゃなく反逆者となったら…
シ｢あぁ、探し出したら話をしようか｣
それから元スパイ探しは始まった。
どうもAは扉が開いていたせいで
部屋に張ってある音魔法の効果が無くなり
2時ごとになる大鐘のせいで起きたらしい
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月花(プロフ) - アニオタS.H★Bさん» コメントありがとうございます！ 最後まで読んで下さって本当に嬉しいです！ リクエスト、遅くなるかも知れませんが是非書かせて頂きます！ リクエストありがとうございました(^^*) (2017年2月25日 12時) (
レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
アニオタS.H★B - 月花さん» ジュダル落ちだったらです。お願いします (2017年2月25日 0時) (レス) id: 499c1e79ce (このIDを非表示/違反報告)
アニオタS.H★B - 月花さん» この小説を全て読ませていただきました！とても、面白かったです。リクエストで、もしもの話でジュダルだったらを書いてくれませんか？ (2017年2月25日 0時) (レス) id: 499c1e79ce (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - ユフィさん» コメントありがとうございます！ 最後まで見ていただいて光栄です…！ こうやって感想をいただけるのは次回作の励みにもなります、本当にありがとうございます(^^*) (2016年11月23日 12時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
ユフィ(プロフ) - 月花さん» はじめまして！最後まで読ませて頂きました！夢主ちゃんとジャーファルさんやジュダルとのやりとりやギャグが面白かったです！ (2016年11月23日 12時) (レス) id: fb1a49826a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月花 | 作成日時：2016年3月12日 3時
