オレ達の物語りにタイトルなんていらない！ (ページ9)

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(６)－３－(魔王への道～魔法修行編①～) ページ9

ここはサラシナ診療所……

グラナートとシェラは再びここを訪れていた…

──サラシナは、魔法の使い方を知らないグラナートの為に友人を教官として招く事にした。

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ｸﾞﾗﾅｰﾄ『オレに魔法を教えてくれる人ってどんな人かな…』

ｼｪﾗ『十八にもなってろくに魔法も使えないのかと笑われなければ良いがな。』

…とシェラが皮肉を言うと、グラナートはほっぺたをふくらませてムッっとした。

そんな二人を見てサラシナは微笑み……

ｻﾗｼﾅ『あなたも大分変わりましたねシェラさん。』

ｼｪﾗ『？……貴様もな。』

三人はお茶を飲みつつ話しをしていた。

程なく………(トントン)ノックの音が響いた。

ｻﾗｼﾅ『いらっしゃいましたね』

…と立ち上がりドアを開けに行く…

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？？？『だから、なぜ私や兄者をここに連れてくる！！』

？？？『だってサラシナ先生に頼まれたんだもん！』

？？？『バロンとかヘイロンじゃ駄目なのか！！』

──扉の向こうでもめているが…──

ｻﾗｼﾅ『駄目ですよ～』と、扉を開け…

『魔族の魔法が使える方じゃないと駄目なんですよ～』

もめながら仕方なさげに入ってくる…

ｻﾗｼﾅ『ご紹介しますね』

『こちらは魔族で灰使いのアッシュさん、そしてアッシュさんのお兄さん、闇使いのゾークさん…』

ﾗﾗ『アタシは魔法研究家のララ。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『あ、オレはグラナート…えと…一応魔族です。』

ｼｪﾗ『私はシェラだ…シェラ・トレーズ。単刀直入に言うが、こいつに魔法の使い方を教えてやってくれないか？』

ﾗﾗ『あぁ、なるほど！だからアタシ達をご指名なのね！』

ｱｯｼｭ(ここで断ったらパンダ薬だな…;)

ぱんだぐすりとは、サラシナの用いる毒薬の事。(だが中身は本当はただの栄養ドリンク)

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『あの…お願いしますっ！』

ﾗﾗ『いいヮよ！』

ｿﾞｰｸ『うむ…そう言う事なら構わんが。』

ｱｯｼｭ『っ、……私も兄者と同じだ…。』