─フォッグの誕生日パーティー─後編 ページ24
ﾌｫｯｸﾞ「ユエロン、お前何か変だぞ……？」
ﾕｴﾛﾝ「そんな事無いですよ！ほらほら！フォッグさん、お相手下さい！」
ﾌｫｯｸﾞ「ちょ、ちょっと待て…相手してやるから…」
「喉乾いた。ちょいジュース飲んでくるから待ってろ；」
ﾕｴﾛﾝ(ほっ)
足止め出来てほっとするユエロン…
…………────
ﾕｴﾛﾝ「あれ？…フォッグさん遅いな…まさか帰った？！」
自販機の方へ歩いて行くと…………
(にゅ〜ぅ)っと何かが伸びてきた………
ﾕｴﾛﾝ「これはまさか！！！ナメクジ！(ぼっへ〜フォッグ！)」
ぼっへ〜「あはははは〜ぁ♪」
ﾕｴﾛﾝ「ぎゃーっ！！やっぱり！！」
ぼっへ〜「あれ〜？ユエロンさん、お久しぶりですね〜」
ﾕｴﾛﾝ「まさか熱い飲み物を……」
そのまさかだった。
ぼっへ〜「あはははは〜ぁ♪お元気ですかぁ〜？」
ﾕｴﾛﾝ「ぅわぁ〜〜〜っ！寄るな！ナメクジ！！」
ぼっへ〜フォッグは、やたらとウネウネしているので、ユエロンは大嫌いなナメクジを思い出す…
ぼっへ〜「あはは…早くホッケーしましょうよ〜♪」
ﾕｴﾛﾝ「い〜〜〜や〜〜〜〜〜！！」
ユエロンは逃げ出した。
ぼっへ〜「あれぇ〜…待って下さいよぉ〜」
が、しかし ぼっへ〜フォッグはすばしっこい。
(手足をニョロニョロさせて追ってくる)
ﾕｴﾛﾝ「ぎゃーーーーーっ！！」
ユエロンはララ達の元へ逃げ帰った。
ﾗﾗ「どっ、どうしたの？ユエロンさん？！」
ﾕｴﾛﾝ「ナメっ！！」
ﾏｺﾓ「ナメっ？！」
ｱｯｼｭ「まさか！！」
ﾍｲﾛﾝ「！！」
出来上がったケーキを運んでいたところにぼっへ〜フォッグが…！！
───ぐちゃっ！！───
ぼっへ〜「あはははは〜♪ケーキ美味しいですね〜〜♪」
ﾗﾗ「あ〜ぁ…せっかく可愛くデコレーションしたのに〜…」
ｱｯｼｭ「貴様っ！！何故それになっているんだ！！私はフォッグの為に作ってやったんだぞ！！」
ぼっへ〜「あはは…ありがとうございます♪私の為にですかぁ〜♪」
ｱｯｼｭ「違〜〜〜うっっ！！」
ﾍｲﾛﾝ「まっ、まぁまぁ。一応フォッグだし…なっ？」
ｿﾞｰｸ「このハンカチ、縦じまが横じまにっ！」
ﾕｷ「すごいぞぉ〜♪さすがマジックのお兄さんだぞ〜♪」
ﾊﾞﾛﾝ「はい。本当に素晴らしいですね！」
──フォッグの誕生日パーティーは微妙な形に終わった。
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作者名：名も無き人 | 作成日時：2019年4月10日 2時
