オレ達の物語りにタイトルなんていらない！ (ページ12)

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(８)－５－(魔王への道～魔法修行編③～) ページ12

今日もここ、サラシナ診療所にて
グラナートの魔法修行が行われていました…

ｿﾞｰｸ『むぅ…コホン、今日は私が得意とする闇の扱いについて教えてやる。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『はい♪』

ｿﾞｰｸ『まず、闇とは魔族にとって基本的に扱えなければならないものである。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『ほぅほぅ…』

────────────

ｱｯｼｭ『兄者…本物の教員みたいだな…』

ﾗﾗ『そう言えばゾークさんはB－マジックアカデミーの出身だったヮね。』

────────────

ｿﾞｰｸ『えー、この様に闇を具現化させる事で、角、羽、尾、等を自在に造り出す事も可能である。また、好きな形の武器を造り出す事も出来るようになる。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『スゲー！！』

ｿﾞｰｸ『そして何もないこの空間から………トランプが！』

ｱｯｼｭ『！！！兄者っ…！』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『おぉっ！』

ｿﾞｰｸ『さらにこのトランプを………………ワン！ツー！スリー！Ｐｏｍ！』

(クルッポー)

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『おお！鳩ぉ！』

ｱｯｼｭ『兄者！マジック教えてどうする！』

ｿﾞｰｸ『うむ…息抜きのつもりだが…仕方無い…』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『ちぇ～…つまんね～…』

────────────

ｿﾞｰｸ『では、闇を扱い何か形にしてみるように。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『はーい！』

───ムぅ～～～～～～～
ぬぅ～～～～～～～～～～
闇ぃ～～～～…闇から……
う～ん……………！！！

(クルッポー！！)
鳩ぉ～～！

ﾗﾗ『あら、黒い鳩♪』

ｱｯｼｭ『また鳩か！！』

ｿﾞｰｸ『うむ、合格だ。』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『やった♪』

ｱｯｼｭ『良いのか…！』

──クルッポー
────クルッポー

ｼｪﾗ『早かったな。』

ｻﾗｼﾅ『おや？今日の魔法修行はもう終わりですか？』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ『うん終わり～♪』

ｻﾗｼﾅ『そうですか。お疲れ様です、ハトサブレおやつにどうぞ♪』

ｱｯｼｭ『ここでも鳩かっ！！』

ｸﾞﾗﾅｰﾄ(サクサク…もぐもぐ…)

ｿﾞｰｸ『このハトサブレ、あっと言う間に！』

＼＼クルッポー／／
ｱｯｼｭ『兄者ぁ～～～;』

＼クルッポー／
＼クルッポー／
＼クルッポー／

─────おしまい♪