そして、あなたに……4

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仲良くベットイン




腕まくらしてくれてる
反対の手でピコピコ携帯を
いじってる




私「アラーム？」



藤「うん」



私「なんじ？」



藤「おやじ」



私「……たいちゃんって、
意外としつこいよね(笑)」



藤「好きでしょ？」



私「大好き(笑)」




笑いあって、眠りにつく






朝、


もぞもぞと動く気配で目を覚ます




藤「ごめん、起こしちゃった？」



私「ん〜 ……大丈夫」



藤「おはよ」




頭を撫でられて、ぼーっとしたまま
目を開けると、



顔を覗きこんでるたいちゃんと
目が合う




私「……おはよ」




ギューッと、抱きつくと
クスクス笑ってる




藤「起きれないんですけど(笑)」



私「うん」




でも、離れたくない




藤「うんじゃなくて(笑)」




だって、なんかもったいない




最近お互い起こさないように
そーっとベットから抜け出してたから



朝一緒に起きるの久しぶりだし




ピトッ


だから、もうちょっと、くっついとこ




藤「そんなくっつかれると、やばいんだけど(笑)」



私「いいの、たいちゃんもう行っちゃうから
いまのうちに、くっついとく」




くっつきながら、たいちゃんの
Tシャツを捲る



ちゅーーーー！！



キスマーク、完了！




藤「……なにしてんだよ(笑)」



私「つけといた」



藤「俺、色黒だから隠せるファンデーション
ないんだけど」



私「大丈夫、顔よりは、胸のほうが
ちょっと白いから」



藤「なんだよ、それ(笑)
じゃ、俺にもさせろ」




またもや、首に吸いつかれる




私「ぃやーー！ そこはダメーー！」



藤「ふはっ」




朝から、イチャイチャしてたら
たいちゃんの携帯が鳴り響き



〜♪♪♪ 〜♪♪



藤「やべっ、行かなきゃ」




マネージャーさんからの電話で
慌てて支度して、すっ飛んでった





……





コンコンッ！


私「しつれいしまーす！！」




夕方からの番組打ち合わせ、
会議室に入ると、



キスマイメンバー全員揃ってる




宮「あ、Aちゃん、おつかれさまー！」




入口で固まるわたしに、声をかけてくる
トシくん




聞いてない


今日、メンバーがいるって聞いてない




ジロッ


たいちゃんを見ると、ニヤニヤしてる



あの顔、……絶対知ってた

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