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カイコク side
「なぁ、路々さん。あいつら、遅くねぇかい?」
「あぁ。ボクもそう思っていたよ。
いくらなんでも遅すぎる。」
先ほど消えかけていた嫌な予感が、ここでさらに大きくなる。
そう思っていると、
“バンッ!”
誰かが食糧庫のドアを開けた音がした。
「...ハァ...ハァ...。
もう...無理...です...。」
そこには、息を切らした入出と、その背中に背負われている駆堂の姿。
なぜか、血月の姿は見えなかった。
「遅かったね、アッキー。
......チアの姿が見えないが...?」
路々さんが少し安心した顔をしてから真面目な顔つきになる。
「そうなんです!
血月さんは今、俺たちを逃がすために1人でマンイーターと戦っています!
場所は、そこの階段を上がったところです。
お願いします、助けに行ってください‼」
「カイさん、ザッくん、頼んだよ!」
入出の言葉を聞いての一瞬の判断。
俺たちは急いでその場を後にした。
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革ベルト
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あずきいろ
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ななしのヴィランズ - カゲプロを創ったのはじん様です、貴方様のオリキャラが創ったわけではありません。「ごめんなさい」ではすみませんよ? (2021年11月4日 15時) (レス) @page3 id: b2611adeda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チア | 作成日時:2019年8月25日 17時