君のそばで【呪術廻戦】

第14話 ページ15

〜Aside〜




私と伏黒くんと虎杖くんの3人は､五条先生に言われるまま

4人目の1年生を迎えるため原宿の竹下通りに来ていた｡

今日は虎杖くんも高専の制服を来ている｡


虎杖「1年生が4人って少なすぎねえ？」

伏黒「じゃあお前今まで呪いが見えるなんてやつに会ったことあるか?」

虎杖「うーん､ねえな｡A以外は｡」

呪術師はそれだけ少数派ってことだね､うんうん｡

一般の人は多分滅多に会わないんだろうな呪術師って｡


虎杖「それよりさ俺が4人目って言ってなかった?」

A「入学自体は前から決まってたらしいよ?

まぁでもこういう学校だからねぇ｡色々事情があるんじゃないかな｡」


五条「おまたせー!」

私達が話していると五条先生が来て虎杖くんの制服についての話になった

虎杖くんの制服は伏黒くんのとはちょっと違ってフードがついている｡

高専の制服は希望を出せば好きにカスタマイズできるんだよね｡

虎杖「でも俺そんな希望出してねえけど」

どうやら先生が勝手にやったらしい

まったく…そういうとこですよ､先生｡

幸いにも虎杖くんはそういうの気にするタイプじゃないらしい

A「それよりどうして原宿集合なんですか？」

五条「本人がここがいいって｡」

な､なるほど…どんな子なのかな?

仲良くできるといいけど

私達は竹下通りに入った｡



4人目の子を待ち合わせ場所で待っていると､

スカウトの現場を目撃した。

見た感じどうやらスカウトは失敗したみたい｡

するとそこへ高専の制服を着て､大荷物を抱えた女の子がやってきて

スカウトマンの肩を掴んだ｡

女子「ちょっとアンタ｡私は?」

スカウトマン「(私は?!)」

女子「モデルよ､モデル｡私はどうかって聞いてんの」

Wow…4人目の子とんでもなく気が強いや｡

仲良くなれるかな…

女子「逃げんなコラ｡はっきり言えや｡」

あーあースカウトマンの人怯えちゃってるよ…

虎杖「俺たち今からあれに話かけんの?

ちょっと恥ずいんだけど｡」

そう言う虎杖くんも特徴的なサングラスに

両手にはポップコーンとクレープといった出で立ちだ｡

伏黒「ﾁｯおめぇもだよ｡」

う〜ん､虎杖くん人のこと言えないね｡ あはは…

五条「お〜い｡こっちこっち｡」

4人目の子と合流した私達はお互い自己紹介することに｡

女子「釘崎野薔薇｡喜びなさい､美少女よ｡」

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