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『………ねえ凪くん、ここどこ』
凪「………わかんない」
真っ暗な森の中に入っていく。
東京とは思えない。
『……ナ、ナビは…』
森の中なので電波が通じないのか、ずっと変なところで止まっているナビ。
『ど、どうすれば…』
スマホのマップを見てみるも、緑の部分しか見えなく、まるで道はない。
凪「お、ついた」
『え?』
先程までどこかわかんないと言っていた凪。
するとようやく木々が無くなり、
丘のようなところに着いた。
そこには小さなログハウスがあった。
車からおりてログハウスへと向かう凪。
『ちょ、ちょっと凪くん、そっち誰かのお家じゃ…』
凪「これ、俺の別荘的な。掃除とかはばあやに頼んでやってもらってる」
『え!?凪くんが建てたの!?ってか、さっきわかんないって言ってたの嘘だったの!?』
凪「うん。さ、はいって」
そういって背中を押される。
『お、おじゃまします』
30畳ほどのログハウス。
家具は全て木で出来ていて、
サボテンも所々あり、
キッチン、お風呂、トイレなど全てついている。
これ相当高いのでは…?
凪「やっぱさ、ドライブじゃなくてお泊まりにしよ」
『え?』
凪「A助手席にいたら、離れたくなくなった」
そういって後ろからぎゅ、と抱きしめてくる凪。
『でも、着替えとかないし…』
凪「心配しなくていいよ、この家建てた時に家具と一緒にAのサイズの服も全部揃ってるよ」
『まってサイズとかどこ情報』
凪「玲王が情報買収してた」
『いやほんと……玲王くん前にすると私のプライバシーとかないよね…』
凪「ね、泊まってってよ」
『でも明日、昼くらいから〇〇区まで撮影行かないと…』
凪「俺車あるし、送ってくよ」
『え、明日練習は?』
凪「14時からだから余裕。ね、お泊まりしよ」
そうして首を傾げる可愛い凪を前に、
断ることが出来なかった。
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虹(プロフ) - 完結おめでとうございます!!嬉しいような悲しいようなちょっとよく分からない感情ですが、陰ながら応援させていただいていました!!本当にお疲れ様です!リクエストの件ですがお時間ある時で大丈夫ですので烏くん、乙夜くんの夢小説を書いていただきたいです!! (2023年3月26日 2時) (レス) @page24 id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
村紗水蜜デコレさん(プロフ) - 完結お疲れ様です!!(╥﹏╥)良かったら絵/心さんのを書いて頂きたいですっっ(╥﹏╥) (2023年3月26日 0時) (レス) @page24 id: 66ad029385 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - Hiさん» コメントありがとうございます🥹そう言っていただけて嬉しいです💖 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - 豆さん» コメントありがとうございます🥹これからも頑張ります❤️🔥 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
Hi - お、面白すぎる!!神だ、、! (2023年3月7日 19時) (レス) @page18 id: 20e40c99d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美影 | 作成日時:2023年2月1日 22時