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翌日

左馬刻「おせぇなあいつら。」

A「おそーい!Aさん怒やで!」

一郎「30分以上連絡なしっすね…」

A「わい簓迎えに行ってくるわ!
寝坊かもしれん!」

左馬刻「あ!おい!」









A「ついたけど…」

おらんな。

あ、合鍵持っとるからそれで入ったんよ!


A「しゃーない。戻るか〜」

入れ違い。これ1番虚しくなるやつやな。

ガチャ

A「えっ」

ミーティング終わったんか?
早すぎない?わいだって参加してへんよ?

簓「おぉ、A。来とったんか。」

簓や。
でもなんか違う。

せや!左馬刻に聞いてみるか?

スマホを取り出す。



左馬刻簓から呼び出しくらった。帰ってこいよ。




すんまへん左馬刻。気づかんかったわ。

A「簓…?
帰ってくるのはやかったな…?

左馬刻は?」

そう言った瞬間、簓の雰囲気がガラッと変わった。

A「簓…?」

簓「…んで…

なんでなん?!
なんでAは左馬刻、左馬刻、左馬刻!
左馬刻が好きなんか?!」

A「簓落ち着いて…!

それに、わいの好きな人は左馬刻ちゃうで。」

酷く焦っている様な簓。
こんな簓初めてだ。

簓「じゃあ誰なん?!
一郎か?!空却か?!二郎、三郎なんか?!」

…言うしかないのかな。

言っても簓との関係は崩れないのかな。

でも、



今言うしかない。


A「簓聞いて!」

簓「…なんや」

A「私の好きな人は左馬刻でも、一郎兄ちゃんでも、空却兄ちゃんでも、
二郎兄ちゃん、三郎ちゃんじゃない!」

簓「じゃあ、誰なんや。」

A「__ら…」

簓「ん?」

A「簓だよ!」

簓「ほぁ?!」

A「強くて!面白くて!
いつも守ってくれて!

…あの時、簓の元に迎えてくれた簓が好きなの。」

終わりだ。

簓にはもっといい相手がいる。

左馬刻んとこ帰るかな…

そう思って、玄関に体を向け、足を動かそうとした時……

簓「まってや!」

簓が、抱きついてきて、私を止めた。

簓「A…俺も…!
俺もAが好きや!
やから、俺から離れんといて!
どっか行かんといて!
俺と…


ずっと一緒にいて!」

嬉しい。

簓も私が好きだったんだ。

A「いいのっ?!
私なんかが…簓のそばにいて…」

簓「Aしかいらん。
Aしか、俺のそばにいて置きたくない!




A、







オオサカに帰らんか?

俺の故郷に。」

A「うんっ!行く!
簓となら!」

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な茶丸(プロフ) - まいタブレット帰ってきたで…!うへへへ((殴 (2020年12月12日 0時) (レス) id: 065acc79ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:な茶丸 | 作成日時:2020年12月9日 19時

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