異能少女、学校通うってよ2【文スト】【歌い手】 (ページ7)

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53話ページ7

Aside

A 「今回の仕事も中々面倒臭い仕事だったな」

敦「あはは…確かに犯人捕まる時凄い抵抗して逃がしそうになったもんね」

何で過去形になってるかって？作者が今回の事件の内容考えてないからとばしたんだよ。((作者「スミマセヌ」

敦「うわぁ…3日間居なかっただけなのに懐かしく感じるなぁ」

A 「そうか？早く入るぞ」

寮に入るとそこに居たのは…

相川「Aちゃん！おかえり一！」

A 「うぐっ」

相川君だった。坂田君といい相川君といい君達抱き着くの好きだな。

A 「あ、相川君…離れて欲しいな…？」

相川「え一？」

え一？と言いながらも離れてくれた相川君。優しいな。

一ノ瀬「あ、市原さん、敦君おかえり。少し良いかな…？」

私は敦と顔を見合わせた。そらるさんが言った時の表情が少し暗かったからだ。

A 「……はい、分かりました」

そらるさんについて行くとソファーに他の皆が座っていた。ニコニコしてる人、悲しそうな表情をしてる人、睨んでる人…と、様々だ。何故睨まれてるのかは分からんが。

一ノ瀬「市原さんと敦君に聞きたい事があるんだけど……この3日間、何してたの？」

あぁ……やっぱり聞かれるのか。

敦「えと、それは…」

A 「それは言えません」

私は敦の言葉を遮るように言った。

一ノ瀬「……どうして？」

A 「プライバシーだからです」

悪いな。流石に正直には言えない。何をしたかを言ってしまうと私達が探偵社だという事がバレちまう。勿論異能力者だという事も。それだけは避けたい。

浦田「言えないんじゃない。言いたくないんじゃねえのか？」

A 「と、言いますと？」

浦田「俺達には言えねぇやべぇ事をしてたんじゃねぇのか？」

……鋭いな、浦田さん。

A 「……だったらどうするんです？」

浦田「！手前…！！」

浦田さんに言い返すとカンに障ったのか、世に言う“壁ドン”をされ、逃がすまいと追い詰められた。浦田さんの顔は怒ってるからドキドキなんてしないけど。