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#22 ページ22

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「それは“憧れ”だと思うんス。

俺も憧れてバスケ始めた。だから憧れは良いことだと思うッス!!醜くなんて無いッスよ!!!」

と、明るく言ってくれました。


この言葉を聞いたとき心が軽くなった、今まで私は考え過ぎたのかも知れないです。


「…ありがとう…ございます。心が軽くなりました。

…私は黄瀬くんの心理カウンセラー失格ですね…?」


「じゃあ俺がA委員長の心理カウンセラーになってあげるッスよ!!!!!!」


「本当に…、ありがとうございます…。」


「委員長は考え過ぎなんスよ、貯めすぎない!!!!!!大事ッス!!!!!!」


「はい、気をつけます。先生。」


「うん、気をつけて下さいッス!!!!!!

…俺も言えないけど…」


「黄瀬くんも何かあれば私に話してくださいね」


「もちろんッス!!!!!!」


約束。


ーー指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます指切った


「高校生にもなって指切りって恥ずかしいですね…」


「いいじゃないッスか!!こういうのは童心に帰らないと!!」


童心か…


「童心なんて言葉知ってたんですね」


「ひどっ!!!!!!」


「じゃあ、遅いですし、帰りましょう。」


「そうッスね!!!!!!じゃあ童心に戻るために手つないで帰るッスよー!!!!!!」


「え。」


「嫌そうな顔しないーほら、帰るッスよー」


黄瀬くんは私の手を握って家まで


ずっと離しませんでした。


家に着くと


うーん…と唸りながら手を名残惜しそうに


見て離していました。


私が明日も一緒に帰ろうと提案すると


機嫌を治してくれました。


黄瀬くんは最後に走りながら

こう言って帰っていきました。

「じゃあまた明日学校で!!!!!!Aっちー!!!!!!」

ーーーーーー

お月見@××××××
私にも心理カウンセラー出来た。
嬉しい。

ーーーーーー

シリアス抜けれました。ありがとうございます。
あと挿し絵を描こうかなと思っているのですがどうでしょうか?

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設定タグ:黒子のバスケ , 海常高校 , 黄瀬涼太   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:よみ | 作成日時:2015年2月16日 19時

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