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「自分を守る・・・?」
『真一郎くんと血が繋がってなかったからそんなに荒れてるの?』
「なんでっ・・・・・・!?」
『何となく?』
嘘です。バリバリ原作読みました←
『兄弟だったら血が繋がってないとおかしいって、ンなわけないじゃん』
『じゃあなんで血が繋がってないお父さんとお母さんは家族になれて血が繋がってない兄弟は家族になれないの』
「それは・・・」
『言っちゃうとさ、全部キミの被害妄想だよね。真ちゃんはキミとしっかり向き合おうとしてた。それに応えなかったのはキミなんだよ?』
ずっと思ってたこと
向き合って貰えない人だっているのに
真ちゃんからはちゃんと向き合って貰ってるくせに
ひとりじゃない癖に
『悪いのはイザナくんなんじゃないの?』
祈李「A!!」
『・・・・・・ちゃんと向き合って貰えてるくせに・・・何甘えてんだか・・・』
そう言った瞬間、胸倉を掴まれる
イザナ「お前に何がわかんだよ!!誰とも血が繋がってなかったんだぞ!」
『だからなんだよ!血が繋がってない?自分は孤独だ?ざけんな!!血が繋がっててもな、愛して貰えないやつなんてお前が考えてる以上に山ほどいんだよ!!!甘ったれんな!』
由希「もういいって!A!やめて!もういいから!」
祈李「イザナ!落ち着け!」
『由希は、血が繋がってた親に殴られっ「A!!」っ!』
由希「何してんの?てか何言ってんの?アンタ自分のした事わかってんの?」
『・・・・・・ごめん・・・』
やばい、頭に血ぃ上りすぎた
『頭冷やしてくるわ』
由希「ん・・・」
そう言って、私は部屋を出た
由希side
由希「・・・ごめんね、うちのAが」
イザナ「・・・・・・」
祈李「・・・・・・まぁ・・・アイツの言ってたことも一理あるけど・・・」
不機嫌増すからやめてくれ
イザナ「分かってんだよ」
由希「は?」
イザナ「真一郎は悪くないって」
由希「・・・・・・」
イザナ「アイツの言ってたことも、わかってる」
イザナ「でも、もう戻れないんだよ」
由希「・・・戻れるよ、両方が相手のことを許せれば、戻れる」
イザナ「許す?」
由希「私はそれが出来なかったら、前世で親を殺したんだけどね」
そう、私は親を殺した
なにか、糸が切れた様な音がして、気づいたら周りが血の海で
祈李「前世って・・・何言ってんだ・・・?」
由希「あー、私もAも前世の記憶がある・・・みたいな?」
すまん、A。バレた
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作者名:Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ:http
作成日時:2022年12月25日 0時