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採寸するぞーっていう感じになって
採寸しました
タカちゃんなんで採寸の道具持ってんの
怖いわ
てかイザナ出所したね
良かった良かった(?)
真一郎「ここだな」
『うおぉい・・・』
イザナの施設やないかい
最推しだよ?
え、叫ぶよ?
死ぬよ?
どうしよう
あ、今施設に来てるんだ
うん、事後報告でごめん
『すいませーん、祈李って人いますかァー』
祈李「俺だけど」
由希「あなたが祈李くん?私雨音由希」
祈李「あー、奈緒さんが言ってたのってお前らか」
『え、ピアスかっけぇ』
祈李「いいだろ。てか名前教えろ?」
『雨音A』
祈李「オレの妹・・・でいいんだよな」
『ん、』
「おい、誰だよ」
『え』
・・・・・・・・・かくちゃぁぁぁぁん!!!!?
『かっ』
由希「黙りましょうかオネーサン」
え、好き、かわええ
真一郎「なぁ、イザナは?」
祈李「・・・・・・・・・イザナ・・・は、」
鶴蝶「・・・・・・・・・」
祈李「真一郎くん、イザナに何したんだよ。ずっと引きこもって出てこねぇんだよアイツ」
『あー・・・』
由希「アレね、」
『知っちゃったヤツね』
真一郎「・・・・・・・・・」
『・・・イザナって人に会いたい』
由希「ちょっ、A!?」
『会うだけならただでしょ、余計なこと言わなきゃ大丈夫っしょ』
祈李「今行っても荒れるだけだと思う・・・」
『荒れてるやつなら扱い慣れてるから大丈夫』
前世がそうだったし
荒れてる親をひたすらなだめ続けてたし
めっちゃ頼み込んで根負けして連れてってくれた
負のオーラが立ち込めているのが見えるぜ←
祈李「イザナ、オレの・・・その、妹。血が繋がってねぇって話しただろ?そいつが話したいって」
「・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・しっつれいしまぁーす』
祈李「ちょ、A!」
『わー、予想通りめっちゃ荒れてた。』
・・・・・・・・・で、
『何がしたいの、キミは』
「は?」
『真ちゃん、私と妹で死ぬはずだったのを助けた。今玄関にいる』
「・・・・・・・・・」
『何が言いたいか分かるよね。バカじゃあるまいし』
「お前にわかるか?俺の気持ちが」
『わかんない』
「っ・・・・・・!?」
『分かるわけない。他人だもん。わかったって言ってもそれは推測に過ぎなくて、だから私たちは本音を話し合うんじゃないの?』
『そうすることで自分も相手も守ることが出来る』
『人間なんてそんなものでしょ。案外単純だよ。人間は』
.
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作者名:Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ:http
作成日時:2022年12月25日 0時