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劇？私が白雪姫、ジャーファルさんが王子様で…？
『いやいやいや、なんでこんなやつとやらなきゃいけないんですか』
｢それこっちのセリフだから。
っていうか私は仕事ありますし……｣
とにかくそれだけはちょっと無理です。
女の子にそう返すと、何故か周りにいた子達からもブーイングが起こった。
｢えーーやらないの！？見てみたいのに！｣
｢うんうん！楽しそう！｣
えー…そんなこと言われてもな……
そもそも私は棒読みで喋るから劇とか出来ないって……
｢…ミュセルはやれば？どうせ台本全部覚えてるでしょ。
君は黒髪だから白雪姫にちょうどいいんじゃない？｣
『私の髪は黒じゃなくて紺です。
あなたは白馬とか似合うんじゃないですか？
王子じゃなくて馬ね。ちょうど髪色も白ですし？』
｢前言撤回。あんたみたいな腹黒は魔女がお似合いだ。｣
『はぁ？…っていうかやらないですよ、劇なんて。』
大体こんなキャストで上手くいくわけないじゃない。
しかし子供たちからのブーイングは止まず。
手前いた金髪の女の子も声をかけてきた。
｢いいじゃん！ミュセルたんもジャーファルさんもたまにはそういうのやりなよ！｣
……と思ったらピスティさんでした。
いつからいたんだ…
見事に子供たちに紛れてたわね…
『お姫様役なんて無理ですよ。
というかなによりこの人とだけはやりたくないです。』
｢指ささないでくれる？｣
しかしピスティさんはお構いなしに続ける。
｢あはは、じゃあ私は魔女役しよーっと！
お姫様と王子様だけじゃできないもんね！｣
そう言ったピスティさんを皮切りに子供たちも手を挙げ始めた。
｢わー！じゃあ私は小人役やるー！｣
｢俺も小人ー！｣
｢じゃあ私は鏡ね！｣
｢鏡！？やりたいやりたい！｣
『えええ！？ちょ、なんでやる方針で話が進んでるんですか！』
｢そうですよ！誰もやるなんて一言も…｣
｢もー！二人ともノリ悪いぞー！
ちょっとくらい、いいでしょー！？｣
ムッと頬を膨らませるピスティさんに続き、子供たちもうんうんと頷く。
…なんかピスティさんがリーダーの子供の団体みたいになってる……
私とジャーファルさんは二人同時に大きくため息をついた。
｢……ミュセル、さっさと終わらして仕事に戻りますよ。｣
『ええ…異論はないです……』
私達はピスティ団(仮)に刃向かうことを諦めましたとさ。
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紀美野愛(プロフ) - ranuさん» ほんとですか！ありがとうございます！私も白雪姫の回は気に入ってるのでとても嬉しいです笑 (2016年7月21日 9時) (
レス) id: 0fab2bc529 (このIDを非表示/違反報告)
ranu - 白雪姫の話めちゃくちゃ面白かった!!!ミュセルとジャーさんのツッコミ確かになwwww都合良過ぎるししかもsi体愛好家の●●で目覚めるってwwwww・・・・まぁとにかく、めっちゃくちゃ吹き出しました。。。。 (2016年7月20日 20時) (レス) id: a075aa479c (このIDを非表示/違反報告)
紀美野愛(プロフ) - カマズミさん» あぁ！ビーチバレーか！ありがとう！落とし穴wwww (2016年3月7日 21時) (レス) id: 0fab2bc529 (このIDを非表示/違反報告)
カマズミ(プロフ) - フツーにビーチバレーとかかなー、って思ったら下にすごい人がいたww (2016年3月7日 21時) (レス) id: f71029ae57 (このIDを非表示/違反報告)
紀美野愛(プロフ) - むすさん» 待って笑ったwwwww館長さんが真顔で落とし穴作ってるとこ想像しちゃったんだけどwwwww (2016年3月7日 20時) (レス) id: 0fab2bc529 (このIDを非表示/違反報告)
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