深海の商人３１ ページ48
(→sideマレウス)
鏡舎のほうが何やら騒がしいと思って来てみれば…スカラビアの2人と…ベリアルか。
座り込むベリアルを囲むように立っていたアジームとバイパーに近寄り、
声をかけると、面白いくらいに体をビクッとさせて振り向いた。
「！！…あ、あなたは…」
「ま、マレウス！？なんでここに…？」
「？なんだ、僕がいてはいけないのか？」
「いや、そう言うワケじゃないけどさ…」
「こ、こんにちわ、マレウスさん…先日の…マジフト大会…ありがとう…ございました…」
律義に礼を言ってきたベリアルだが…様子がおかしいな。
「…どうした、ベリアル。具合が悪そうだが。」
「…なんでも、ありません…ちょっと…疲れた…だけで……」
「だから、なんでもないのにそんなぐったりしてるのおかしいだろ？」
「…急にか？授業の時は普段通りだったのに…」
隣にいたシルバーが話に入ってきた。
「…そうなのか？」
「はい。今日の授業で席が隣だったのですが、その時はこんな感じでは…」
「…ふむ。」
もう一度視線をベリアルに向けてみる。
目視しただけでは、単純に体力を削られて座り込んでいるだけのようだが…
ベリアルから感じられる、何か黒い力…これが原因か？
ブロットに近い感じがする…黒く重たい負の力……
「あ…シルバーさん…も…いらっしゃった…んですね…
ごめんなさい…お姿が…見えなくて……」
「マレウスの背が高いからな。あっはっは。」
「バッ…！カリム！！」
「アジーム、バイパー、少し下がっていてくれないか？」
「は…？」
「マレウス様？」
ポカンとしている3人を横目にベリアルに近づく。
歩み寄るほどに、空気が重たくなるのを感じる。
無意識に自分の眉間に皺が寄ったのを、どこか他人事のように感じていた。
「…マレ、ウス…さん…？」
焦点の定まらない目でぼんやりと僕を見上げてくるベリアル。
近づいて分かった。これは呪いや霊などの仕業じゃない。
ベリアルの目を覆うように額に手を翳す。
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
