閑話４５ ページ13
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翌日。
放課後に図書室前に現れたのは少々ご機嫌斜めなように見受けられるユウさん一人でした。
「…ど、どうされたんですか？ユウさん…」
「別に。」
「…何か怒ってらっしゃる？」
「…先輩に怒ってるわけじゃないです。」
「ではどうしてそんなお顔をされてるんです？」
「……」
まるで機嫌の悪い子供のようにつま先で床をぐりぐりしながら、ユウさんがボソッとつぶやきました。
「…エースも、デュースも、勉強会なんていらないって。」
「…そ、そうですか……」
話を聞けば、今日の放課後に一緒に勉強会をしようと誘ったところ、
エースさんは
「あーオレみんなで勉強会〜とか苦手なんだよね。ってなわけでパス！」
デュースさんは
「僕も一人で集中して勉強に取り組みたい。悪いが今回は遠慮しておくよ。」
グリムさんも
「オレ様は勉強なんて必要ないんだゾ〜！」
と、お三方には断られてしまったそうです。
「…なんか、八つ当たりみたいだけど…みんなはこの世界の住人だし、
学校でのテスト勉強も別に要らないんだって思ったら…なんか、虚しくて……」
「な、なるほど……」
「…ごめんなさい…」
「何を謝ってるんですか…ユウさんは何も悪くないでしょう？」
「……」
「ほら、他に誰もいないってことは、質問したい放題ですよ？
わからないところ、徹底的につぶしていきましょう！」
「うぅぅ…せんぱぁい…！」
涙目のユウさんをなだめつつ、2人で図書室へ入りました。
テスト前の時期ですし、もっと混雑しているかと思いましたが、
思ったよりも閑散としていて席もたくさん余っているようでした。
「さて、どこから始めましょうか？」
「あ…では、魔法史のこの辺の……」
ユウさんもエペルさんと同じく、細かくメモを取ってらっしゃって
日頃真面目に授業を受けてらっしゃるのがわかるノートを持ってらっしゃいました。
分からないところもまとめてくださっていたので、こちらも答えやすく、
そもそも考え方からしてずれている点などは参考書や魔法の概念をまとめた本などを読みつつ
基本からお伝えすることができました。
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
