【おそ松さん】人を好きになったっていいんだよ【一松】

第11松　一松side ページ13

結局あれから寝られずに、いつもより朝早くに起きた。
そしてやることもないし暇だったから、猫に何かエサをやろうと散歩してたらあの子がいた。



A『一松さん！』



名前を呼ばれて思わず驚く僕。
何で名前知って……


A『あっ、すぐ戻って来るのでこの子猫見ててもらってもいいですか？』



そう言い差し出して来たのは衰弱した子猫だった。
彼女はその子猫を着ていた上着に包むと僕に預けて商店街のある方へ向かって行った。



子猫「ﾆｬｰｯ……」


弱々しい声で鳴いている子猫。その子猫の頬をそっと撫で、彼女が戻って来るのを待つ。



そしてしばらくすると彼女が戻って来た。



A『すみません、ありがとうございました！買い出しを頼まれてたんですが、ついでに子猫用にもう一本牛乳買って来ました！』



そういい、袋に入っていたのは野菜と数本の牛乳。
結構量あるのに、急いで戻って来たのか……



一松「ん。」


A『え？』


一松「荷物貸しなよ……その…途中まで持ってってあげるからさ//////
それにその子も心配だし…」



と彼女の持ってる荷物を持ち、一緒に喫茶店へ向かった。

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