衣更真緒は、思ったよりもどす黒い【衣更真緒】

衣更真緒の裏 Part7 ページ10

貴方視点






『ｺﾞﾎﾝｯ)またもや質問ですっ！』



真緒「おうっ！なんだなんだ？(ﾜｸﾜｸ」


おおっ！表衣更モード発動っ！

そして何気可愛いぞっ！めっちゃ楽しそうな笑顔でこっち見とる！
本当にこの対応だったら、私は惚れていたのにっ！


惚れていたのにっ！(大事な事だから2回)


『真緒くんは、私に告白っぽいのしたよね？(※プロローグ』

真緒「？おう」




『私が真緒くんの告白を“振る”っていう選択肢は無いの？』


真緒「……」



『私にも、それぐらいの主導権握れるよね？』




そう言うと、真緒くんは困ったように眉を潜めて考える素振りを見せる。


そうだ、告白された側はその主導権は握られるはずだ。




真緒「……いや…」


『？』



真緒「たとえ振られても、俺は何度でもお前を振り向かせるまで諦めない」



『……ﾋﾞｸｯ…』


顔をあげて凝視する彼の目は、とても真剣で…ふざけたような物など一切無かった。
だけど、触れたら一瞬で壊れてしまいそうなほど気弱なような……




真緒「だから！」


『ひゃい！？』


ガシッと、両肩を熱い手に捕まえられた。
絶対的ガード。


…あ。やばい。




真緒「早く俺の彼女になってくれよ。
俺と恋人になったときには………









ドロッドロになるくらい愛を降らせてやるからな？」




『……は、はい……(かぁあ』





………やばい






不覚にも、真緒くんにドキドキした自分がいる…。多分、自分真っ赤かだ。









***


真緒「やった！やったぞ！スバル！俺、第1ステップクリアしたぞ！」


スバル「おー！サリ〜おめでとうっ！」


真緒「スバルありがとな！よぉし、次も頑張るか！(ﾜｸﾜｸ」




↑こんな真緒くんもいいなぁって思って書きますた。こういう時は素直に喜んでほしい！(恋する真緒くん)

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