衣更真緒は、思ったよりもどす黒い【衣更真緒】

衣更真緒の裏 Part1 ページ3

あなた視点






私の朝はとにかく起きたくない。
起きたくない






真緒「……(zzz」


おきたく…




『ぎゃァァァ!!??』


真緒「お、起きたか。」


『起きたか。じゃねぇよ！！！怖いよ！？何してんの！？』


だから私朝は起きたくねぇんだよ！！ ←

なんでこいつ、私のベッドの上で寝てるの！？
昨日は、馬乗りだったんすけど？まじこいつめんどくせぇ！！←



ってか…




『ちょ、ちょっと離してよ！？』



私の腹部分に、がっちりホールドされた彼の腕が手で止められている。つまりは、後から抱きしめられている。


後ろで、くすりと笑う音がした。



『…はなーしーてー』


真緒「いやだよーここで離したらお前逃げるだろ？」


うわ、めんどい←


『めんどくせぇなおい』


あ、本音出ちゃった


真緒「俺の方が面倒事引き受けてるからな？」

『言い返せないっ！！』←


こいつ人慣れしてるせいか、圧倒的壁を作って言葉選んでくるから反論出来ない！←


『…じゃあ、なんでこんな事してるんですか？』



真緒「なんでって………




お前が好きだから、俺を見て欲しいから。」




はい！皆さん！注目！！

今この人なんて言った！？見てもらいたい！？

昨日は馬乗りですよ！？馬乗りは維持でも見ないといけない、はいこれ無理やり！

今日は、抱きしめられとるけど今はこっち向かせられとるよ！？顎クイってね、顎クイってね！！(大事なことだから2回)



『充分見すぎて飽きた』

真緒「なら付き合ってくれるのか？」

『殺されてぇのかよ』

真緒「お前なら本望だな(ﾆｺｯ」


『爽やかスマイルやめい』



***





『おはよ〜……母さん。』


なんとか、抱きしめの地獄は抜け出したよ。みんな褒めて褒めて←


母「はい、おはよう。真緒くんもおはよう。いつもありがとうね」


真緒「あ、いえいえ。幼馴染だし、凜月も起さないといけないんで、大丈夫ですよ。」


母「相変わらず優しいわね〜！」


母さん、母さん。貴方も騙されてはいけませんよ！？

こいつは本当にどす黒い奴なんだよ！？今は表衣更モードだけど！




母「このままAを嫁に貰っていかない？」




『………』


真緒「……」


『………』


真緒「ありがとうございまs((『お母さん、私は俳優と結婚するって決めたから(ﾆｺｯ』

……クソッ」←


大丈夫。お母さんの爆弾発言も華麗に交わすよ←

今ちょっと裏衣更モード出たねよね、まぁ気にしない気にしない。

衣更真緒の裏 Part2→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す