96話 ページ2
トントン視点
医務室に着いて扉をノックする
中からドタバタ走ってる音がする
何や？何かあったんか？
俺は気になって扉を開けた
トン「どうしたん？大先生」
鬱「あっ、トン氏！大変や！！」
トン「何かあったん？」
鬱「Aちゃんがいきなり熱出したんや！」
トン「は？大先生の能力で完全に治ってるはずやろ？何でなん？」
鬱「俺の能力でも治せないものがあるんや」
トン「なんや？、、もしかして、」
鬱「あぁ、毒だけは治せないねん
だから多分矢に毒でも塗られてたんやろ」
トン「どんな毒か分かるん？」
鬱「わからん、多分自作や」
トン「治せないん？」
鬱「一応同じ様な症状が出る毒知っとったから
解毒剤は作れたで！」
トン「はぁ〜良かった、出来たんなら早よ言えや」
鬱「本当に解毒剤が効くんか分からんかったから
すぐには言えんかったんや」
トン「……」
��本当に解毒剤が効くか分からん��その言葉の意味を俺は理解したくなかった
毒でAが死んでしまうかも知れない
トン「……嫌や！」
鬱「えっ、トン氏？」
トン「そんなん嫌や！」
気がついたら俺はそんな事を言ってた
何が��嫌��やねん、まだもしかしたらの話やんか
鬱「大丈夫か？トン氏」
トン「すまん」
鬱「俺も嫌や」
トン「え？」
鬱「俺もAちゃんが死ぬのは嫌や」
トン「俺声に出とったか？」
鬱「出てなかったで、でも大体わかるわ
トン氏が思う事はな」
大先生はヘニャリと笑う
仲間の変化にすぐに気づくのは大先生やもんな
トン「ありがとな」
鬱「別に大した事はしとらんわ」
その言葉を聞いて
俺は医務室を出た
–総統室–
総統室に着くと中から話し声が聞こえた
俺と大先生以外が集まったんかな？
トン「遅れたわ」
俺が中に入ると視線が一気にこっちへ向く
それと同時に騒がしくなる総統室
グル「やっと来たかトン氏」
コネ「トントンが遅れる事なんてあるんやな！！」
シャオ「シッマがいつも遅いからな」
コネ「なんやと！！！不人気に言われたないわ！」
シャオ「今不人気関係ないやろ！！狂犬チワワ」
オス「ハイハイそこまでやで」
エミ「そうですよ静かにしないとそろそろトントンさんが怒りますよ」
エミさんのお陰で
狂犬二人組が静かになる
トン「ありがとな、エミさん」
エミ「いえ、大丈夫ですよ」
グル「さて、静かになったから話し始めるゾ！」
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MUK(プロフ) - のらぎつねさんありがとうございます！見切り発車のこのような作品で楽しんでいただけたなら光栄です。ちなみにスマホを変えたので名前変えました。長文失礼しました (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 38fd2cba74 (このIDを非表示/違反報告)
のらぎつね - 面白かったです!なんかいいお話でした!!! (2020年6月10日 23時) (レス) id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - カリカリポテトさん−たしかにこんな生活してみたいですね！コメントありがとうございます！番外編でのリクエストなどもお願いします！ (2019年7月6日 16時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
カリカリポテト - 面白かったです！私もこの話みたいな生活をしてみたい！ (2019年7月6日 9時) (レス) id: a970c7b31c (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - ソラネコさん−因みに覚えてますよ！ (2019年6月24日 23時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
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