卒業まで残り一週間の夜(劉偉×アルツナイ) ページ25
氷室、劉偉、華扇が卒業するまで残り一週間となった。
3人はWC後に部活を引退し、紫原は主将となっていた。
そんな中、劉偉はアルツナイに前から借りていた本などを返すことにした。
分厚く、劉偉にとっては少し難しい言葉もあったが、とても面白い本だった。
「アルツナイ、入るアルよ〜」
劉偉はアルツナイの部屋のドアをノックをし、アルツナイの部屋へ入っていく。
相変わらずゴスロリの服やぬいぐるみでいっぱいの、お菓子や女の子特有のいい匂いがする部屋だった。
「劉先輩、どういったご用件ですか？」
「この本を返しにきたヨ、遅くなってごめんアル」
「あ、ありがとうございます！よければお部屋に入ってお話でもしませんか？」
アルツナイの部屋に入ると、お菓子と紅茶を出された。
ドイツ製だろうか。そう思いながら口にする。
お菓子の甘い味と少し苦い紅茶が混ざり、とても美味しく感じる。
「……久しぶり、ですね」
「そうアルな」
アルツナイが少し不機嫌そうだ。
本を返すのが遅すぎたのか。そう思い劉偉はアルツナイの機嫌を直すかのように聞く。
「何か欲しいものは無いアルか？」
「……え？」
アルツナイはパチパチと大きな目を瞬きをする。
「そうですね。……劉先輩が考えてくれたものが、欲しいです」
劉偉は何故か、心がチクッとした。
「そうアルか、わかった。頑張って考えてみるアル。紅茶とお菓子、美味しかったアル」
劉偉は空っぽになりかけている自室に戻って行った。
「(劉先輩が欲しい、なんて)」
「(ワタシが欲しいって言ってくれ、なんて)」
「「((言えない……))」」
卒業まで残り一週間の夜。
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RainDoll - 銀魂の設定、できました。 (2019年11月24日 13時) (
レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - 言っておきますが、ドフラミンゴはやめて下さい。夏目の恋愛対象は女性ですので。すぐに消して下さい。 (2019年10月16日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、ドフラミンゴはやめて頂きたいです。ローがお気に入りなだけであって、ドフラミンゴはただの知り合いとしか思っていません。彼女設定も避けて下さい。誤解されない様お願いします。 (2019年10月15日 18時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - ワンピースの設定出来ました。 (2019年9月21日 16時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、麗王は恋愛感情を持っておらず、トキメキもしません。薬の場合、恋愛対象は女性ですので訂正願います。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：我の心臓にいるグスタフ | 作成日時：2019年8月1日 17時
