第50話「サイコパスは未だ絶好調」 ページ2
あの後はいろいろと大変だった。
担任がやっとこさ動き、私に説明を求めたのでありのままの事を話した。
兄達も聞いていたが、半分も話し終えないうちにカラ松兄さんが片手で教壇を持ち上げストーカー野郎に向かって振りかざそうとしたのを紅松コンビが必死に止めてた。
「マジで殺しだけは止めろ！Aの為に！」「それにAの学校でそれはヤバイって！」と背後で聞こえたので多分そういう事だ。
目の前に立ってる担任も顔が引き攣っていた。珍しい。
「この人、結局誰なんですか？いやあの、同級生とかだったら警察は流石に可哀想かと…」
「…A、こんな害虫なんかを庇うんじゃない。
こんなのは首を斬った上でその首を街中に晒し、身体は適当に野良犬にでも食わせておくぐらいさせるべきだ」
「いや残酷！！ストーカーだけでそんなまでする！？」
「流石にそれはやりすぎだろ。両目ほじくるぐらいで勘弁してやれよ」
「うんうん」
「それも十分アウトだろ！！残酷さはなんら変わりねえわ！！」
すっかり松野家ワールドが展開される中、担任がポツリと呟いた。
「コイツ…今いるこの学校の生徒じゃないぞ？」
「え？……ああ、他の学校のやつって事ですか？」
「いや、違う。そういう事でもなくて…」
「さっさと言ってくれAのteacher」
「いやなんで私と先生の前に立つのカラ松兄さん」
パーカーの背の部分を掴んで引っ張ると、「お前はいつも俺の背だけを見ていてくれ」と逆に手を取られて握られた。
あれこいつマジで手フェチなの？
あと無駄にカッコいい台詞を何故今言っちゃうの？
カラ松兄さんは前を向いたもののまたも手をにぎにぎされ、外そうとしたがアッ割と良い…と癒されていたら何かを考えていた担任がやっと「ああ、思い出した！」と大きな声を上げた。
「コイツあれだ、3年前にこの学校卒業した卒業生だ！」
「えっ」
唐突の衝撃を食らった。
ど、同級生以上に…高校生じゃないだと？この男。
バッと振り向き、ストーカー野郎を確認する為近付こうとするが、繋がれた手が当たり前のようにそれを阻止。
離せや！と叫んだら、「そんなもの見なくても俺だけで十分だろ？」とトチ狂った言葉を返された。
お前まじでなんなの。
絶賛サイコパスセールス中なの？
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こま - シンプルに言って好きです！カラ松のちょっと病んだ系のギャップえぐすぎて口から内蔵でましたwガチ、永遠に続いてほしいです！すべてが完璧すぎてもう毎日満面の笑みで一日を過ごしています！w続き楽しみに待ってます！！！ (10月25日 19時) (
レス) @page43 id: aa7af232a4 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - めっちゃ好きです！！れお願いします！！！続き待ってます！！！ (8月30日 22時) (レス) id: a39746ca53 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 超おもろい………続き待ってます！！！！ (5月20日 23時) (レス) @page43 id: 4a7b17e5bc (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続き待ってます···！ (2022年4月7日 22時) (レス) id: a82882ac10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらっち - 本当にもう好きすぎます... (2022年3月27日 1時) (レス) @page43 id: ab3ad11547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんこ
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作成日時：2016年3月28日 16時
