☆☆変わり者☆☆

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赤葦side



『……意味わかんない』




赤葦｢俺が、西谷さんのこと好きでおかしいかな｣




『おかしい。ありえないでしょ。
こんな嫌われ者。』




赤葦｢そうかな｣




『そうだって！
ブスだし、デブだし、頭悪いし、運動音痴だし、性格悪いし、口悪いし、わかるだろうけどネガティブだし、陰キャだし、何一つ良い要素ねぇだろ！』



赤葦｢西谷さん、可愛いと思うよ？別に太ってないし、性格くないよ。口は悪いとかそんなのは全然気にならないし｣




『気持ち悪いからやめて。
てか、俺に絡むのやめた方がいいよ、いずれ馬鹿にされるよ。そうなって恨まれるの嫌だからさ。』




赤葦｢そんな勝手なことしないよ｣




『…あっそ。じゃあ話聞いたから手放してくれない？』




赤葦｢まだだけど？｣




『はぁ？』




赤葦｢返事聞いてない｣




『こんな、歪んだ性格見せつけたのに、まだそんなこと言うワケ？』



赤葦｢俺、そんな簡単に嫌いにならないよ。
全部知った上で告白したつもりだから｣




『……私誰とも付き合う気、ないから』




そう言って手を振り払った。





赤葦｢(今、私って……)｣

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