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37.思考 ページ38

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次の日、私は朝早くから広場に行った。

氷………雪……うーん…

雪だるま?

やばい迷作(笑)が生まれそう。

私が唸っていると、いつものようにノブナガが来た。

鬼コーチだよ、ノブナガは()



「おっ?その様子じゃ、能力関係か?」

『よくわかったね…』



ノブナガは「そりゃ一週間も一緒にいりゃあな」と声を上げて笑う。

そっか、もう一週間経つのか…

…そうだ、私、前から人の感情に鈍感だって言われてたっけ。

頭の中…思考…記憶を見る力。

私の中で、何かピースが当てはまった気がした。



『頭…脳……刺さるものか。』

「え、なにこわっ。」



ノブナガの声をスルーし、考える。

氷関連……氷……氷柱(ツララ)…!!

私は、顔を上げニヤリと笑う。




『…出来たかも。』



そんな呟きを聞いたノブナガは、口角を上げた。


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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/  
作成日時:2020年11月9日 21時

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