第肆拾肆話 ページ46
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あれから...義勇は少しずつだけど元気を取り戻し始めた。
だけど...その瞳に光が入ることはなく
表情も固く、口数も少ない、と思う。
(義勇の笑顔...好きだったのにあんまり見られなくなっちゃったなあ...)
などと考えていると
________________________チリン チリン
何やら風鈴の音が聞こえてきた。
(風鈴をいっぱいつけた人が歩いてくる...誰だろう?)
?「俺は鋼鐵塚という者だ。
雪華Aの刀を打った者だ。」
?「私は鉄井戸と申します。
冨岡義勇殿の刀を打った者です。」
『あっ、中へどうぞ!!!』
刀鍛冶さんに中に入ってもらい、
鱗滝さんと義勇に伝えに行った。
(ひょっとこのお面.....やばい笑いそうだった、)
実は笑いをこらえていたAちゃんであった。
そして刀鍛冶さんの元へ戻ると、
鋼「あ?お前珍しい瞳の色してんなぁ。」
『そうなんですか?生まれつきですよこの色。』
鋼「これは何か珍しい刀の色が見れるかもなあ、鱗滝!」
鱗「....そうだな。」
話していると、義勇も鱗滝さんも揃っていた。
鉄「日輪刀は...別名色変わりの刀と言いまして
持ち主によって色が変わります。
.......抜いてみてください。」
そう言われ、まず義勇が刀をぬいた。
『...わあぁっ』
鉄「綺麗な青色ですね。」
義勇の刀は、彼の瞳のような綺麗な青に染まった。
鋼「さあさあ、次はお前の番だ!!
抜いてみろ〜抜いてみろ〜」
そして私が刀を抜くと__________________
『.......!?』
鋼「おっとこりゃあ、珍しいなあ!
なんだぁ、淡い水色と、桃色が縦に半々になってやがる!!
ヒョーーーーーーーッ初めて見たぜ!!!!」
こうして鋼鐵塚さんは大興奮。大暴れ。
...........そして嵐のように帰って行った。
(.....................何歳なんだろうか、あの人は。)
鱗「A。お前のような、2色の刀を持つ者はかなり珍しい。
これは推測だが...お前はもう一種類の呼吸が使える。
そしてその刀身の色からして.....お前の母が使っていた...花の呼吸が適切であろう。」
『母様の...!?使えるようになりたいです!』
鱗「...生憎、儂には花の呼吸の育手に知り合いがおらんでな。
だが...お前の屋敷に花の呼吸に関する書物があるかも知れん。探してみると良いだろう。」
『...わかりました!探してみます!』
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結愛(プロフ) - ちぃさん» ちぃさんありがとうございます!これからも頑張ります(^^) (2020年5月28日 15時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - とっても面白いです!これからも更新楽しみにしてます!! (2020年5月28日 13時) (レス) id: d922fa5f70 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - さらさん» はじめまして!嬉しいコメントありがとうございます(;_;)!義勇さんほんとにかっこいいですよね!更新速度ゆっくりになるかもしれませんがこれからもよろしくお願いします!さらさんもお体にはお気をつけください! (2020年5月27日 0時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ最高で凄く面白いです!!義勇格好いい一番大好きです!!更新いつもたくさんありがとうございます!!コロナ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね! (2020年5月26日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結愛 | 作成日時:2020年5月25日 20時