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「参加者はバスケ部全員。6泊7日だ。
行先はここ」
そう言って指さされたのは少し標高が高いところ。
ここなら夏でも涼しそうだ。
「ここなら涼しそうですね」
「あぁ。これを桃井に伝えておいてくれないか?」
「わかりました」
そう言って赤司君は私に地図を手渡し去って行った。
そして私はさつきちゃんの近くまでいく。
「えっとさっき赤司君から話があったんですけど、
合宿はバスケ部全員。
場所はここだそうです」
私がそう言うとさつきちゃんは笑顔で頷いた。
「わかった。ありがとう。
ここ、標高がありそうだから涼しそうだね」
さつきちゃんはさっきの私と似たようなこと言っていた。
だから笑ってしまって、するとさつきちゃんは訊き返してきた。
「どうしたの?」
「いえ、私と同じようなことを言っていたので……。
すいません。失礼でしたよね?」
「そんなことないよ?!
大丈夫だから気にしないで?
……合宿かぁ。楽しみだな」
あわててからさつきちゃんはふとそんなことを言った。
「そんなに楽しいんですか?」
「うん!とりあえず去年は楽しかったよ!」
「そうなんですか……」
さつきちゃんの一言で夏休みが楽しみになってきた。
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桔梗(プロフ) - せいじゅーろ。さん» ありがとうございますっ!頑張りたいと思います! (2014年8月7日 9時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
せいじゅーろ。(プロフ) - 面白いですっ(*^^*)更新めちゃ楽しみにしてますっ (2014年7月30日 18時) (レス) id: 4cf73ddbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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