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A:すみません。放課後に・・・

斎藤:良い。起こさなかった俺が悪い。

沖田:本当だよ、一君が悪い。

斎藤:黙れ。



起きた時のは下校時間が過ぎた後、斎藤さんと沖田さんの会話で目が覚めて、飛び起きたのだ。

当然、昇降口が閉まっていて、どう出ようか悩んでいた。



斎藤:先生に言う。

沖田:今何時だと思ってんの?怒られるよ。

A:ガラスを割る。

沖田:良いねそれ。

斎藤:良くない。



あれこれ話しているうちに日が暮れ、学校内は暗くなっていた。



A:・・・暗くなりなしたね。

沖田:なに、怖いの?僕で良ければ手を――

A:いりません。

斎藤:・・・。



そして、太陽が沈むと学校内は真っ暗になり、よくある月の明かりは全くない。



沖田:もう、泊まろうよ。

斎藤:そんな事出来るか、神山の弟も待っているだろう。

A:龍はお母さんとお父さんと共に外国に・・・

斎藤:・・・そうか。

沖田:Aちゃんはそれで良かったの?

A:えぇ、私はそれでいいです。



沖田さんは「ふ〜ん」と言う。



沖田:3人で写真撮らない?

斎藤:今撮らなくてもいいだろう。

沖田:いいじゃんか、Aちゃんは嫌?

A:・・・何とも。

沖田:よし撮ろう、一君寄って、寄って。

斎藤:俺は撮るなどとは――

A:撮りましょう。

斎藤:・・・あ、あぁ・・・。


カシャ!


丁度よく月の光が入った写真。真ん中に私、右に沖田さん、左に斎藤さん。

私の人生で初の写真となった――

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(プロフ) - 面白くて何よりです。主人公さんは結構がさつな所もあっていいかな?と思ってます。 (2014年3月28日 14時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪(プロフ) - 主人公ちゃん辛いのに我慢してるんですねとてもいいお話です!ガラス割るのに総司と気があったところはおもしろかったです(*^^*) (2014年3月28日 13時) (レス) id: 9dc2801468 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。凄く不満だらけの文で、満足はしていません。更新頑張ります。 (2014年3月27日 18時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
ひぬぅあー(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しませてもらってます!これからも頑張ってください! (2014年3月27日 17時) (レス) id: c132383988 (このIDを非表示/違反報告)
雨星 - 前作から読ませて頂いてます!凄く面白いです!書くのお上手ですね…羨ましいです(о´∀`о) (2014年3月27日 17時) (レス) id: 7cb2969349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼の子 | 作成日時:2014年3月27日 15時

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