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龍:もう、おねぇちゃんキライ!!
A:はぁ・・・お姉ちゃんも龍嫌い。
龍にそういうと涙と鼻水でぐじょぐじょの顔で、「ごめん」と足に抱き付いて来た。
沖田:Aちゃんってお母さんみたいだね。
斎藤:あぁ。
2人の会話が耳に入りつつシンクの物を片付ける。龍が足に付いて、今は邪魔だったため、
足から引きはがす。
A:はい、鼻チ−ンして。
鼻にティシュを当て、鼻をかます。顔を拭くいて綺麗にする。
綺麗になると龍を抱えて、沖田さんに渡す。
A:すみませんが見ていてください。
沖田:りょ−かい。
キッチンを片付けて時計を見る。11時32分、昼に近かったため、龍のご飯は少なめに
作って食べさしたが・・・龍は昼は食べられるだろうか?いや、食べられるな。
龍に目線を移す、物凄くはしゃいでいる姿を見るのは久しぶだった。
嬉しそうだな、お父さんとお母さんが普通に働いて、毎日帰って来ていたら・・・
私があれだけ遊んであげられているのに・・・
A:お昼、食べられる?
龍:うん、りゅ−くん食べられる!
「分かった」と返すと沖田さんと斎藤さんが帰ろうとしていた。龍はそれを見て「帰るの?」
と寂しげに聞く。斎藤さんが「すまない、昼までお暇するのは失礼だからな」と返す。
龍は寂しそうに「うん」と頷く。
ガシッ!
A:お時間があれば、お昼も居てあげてください。
斎藤さんの袖を引いて言っている自分はどんな面をしているのだろうと考えた――
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くろにゃんこ - 最初題名見たときは、どんな話なんだろう?面白いのかな?とか思っていましたが、、、すいませんでした!!むちゃくちゃ面白いっす!!これからも、頑張って下さい!!!! (2014年4月6日 21時) (レス) id: 54e7a0a810 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - ありがとうございます。更新頑張ります。 (2014年3月26日 10時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
秋月(プロフ) - むっちゃおもしろいです!続き楽しみにしてます(>ω<) (2014年3月25日 22時) (レス) id: 74952c41a4 (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - こちらこそ・・・かたじけない!www (2014年3月25日 13時) (レス) id: dcb2fece48 (このIDを非表示/違反報告)
來斗(プロフ) - 銀さん» かたじけないです(´∇`)ゞアハハ (2014年3月25日 12時) (携帯から) (レス) id: 8fb33f255f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼の子 | 作成日時:2014年3月23日 21時