どうせなら、雪になって消えたい【鬼滅の刃】

一. ページ1

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半年に一度の柱合会議


御館様の屋敷に着けば、柱達は既に到着していた


いや....まだアイツがいないようだけれど






離れたところに1人で立っている義勇


それ以外の皆は何やら騒がしい




耳をすませば、しのぶが




胡蝶｢あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭治郎くん｣



伊黒｢胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分する、どう責任を取らせる、どんな目に合わせてやろうか」





裁判...なるほど、鬼を連れているという隊律違反を犯した鬼殺隊士がそこにいるのか


まだ子供なのか聞こえてくる声が幼い



それに義勇も...一体何を考えているのやら





炭治郎｢俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです!!今までもこれからも人を傷つけることは絶対にしません!!!｣




....!!?


妹が、鬼に....?



妹が人を襲うかもしれない、そんな曖昧な状況が続く中で頸を斬らずに共に過ごしたというの?



少年は妹を必死に庇うが、柱達は当然納得していない


たとえ仲間でも、鬼に家族を殺された者が多く所属している以上その罪は重い。処罰を受けるべき



いや...."私が言えたことではない"か






炭治郎｢善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんてやめてしまえ!!!!｣



実弥｢てめェェ....ぶっ殺してやる!!!!｣






あぁ、ボーッとしている間に事が進んでいる



予想はつく、鬼の気配がするから実弥くんが少年の妹に攻撃したんだろう



でも少年の言う通り、この鬼の気配....なにか違う





それにしても空気が悪い


"あの日"ほどではないにしろ、これではこの屋敷に相応しくない



私がこの場にいる以上は、良くなることはないけど





もう来る、あの穏やかな人の気配がだんだん近づいている



どうか....この空気を追い払ってくださいませ








｢お館様のお成りです｣









さぁ...





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我らが主の御到着だ





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