23話目です。 ページ32
あ〜。オレも赤司っちみたいに頭が良ければもっといい案が浮かぶのに。
でもAっちはどうしてあんなに非行少年に構うんだろ。
それに二人を繋げているものってバスケ位しか浮かばないし。
灰「____俺に_____。」
角を曲がろうとした手前で廊下に響く祥吾クンの声で足が止まった。
多分、話しているのはAっちだと思う。
だけど1分もしない内に祥吾クンが去って行った。
Aっちは追いかける様子もなく肩を震わせている。
途端に崩れ込んでいる。
何か呼吸が次第に乱れていって...。
不味いって直感した。
黄「Aっち!!!」
駆け寄ってみると息がままなってなかった。
Aっちを抱き上げて、背中を擦りながら無我夢中で走って保健室に連れて行った。
____ガラガラッ、ドンッ!!!
大きな音を立ててドアを開けると出かける様子の保健の先生がいた。
先「ど、どうしたの!?」
黄「Aっちの呼吸がおかしくて、これって発作っスか?!」
先「あら、紅月さん。...ちょっと見せて...」
先生が隣に寄り添って落ち着かせている様子だった。
だんだん呼吸が整って、疲れたように眠ってしまった。
先「はっきりとは言えないけど、軽い呼吸困難かもね。
喘息とはまた別でね。
身体に大きな負担が掛かったりとかしなかった？」
黄「そこまではわかんないッス。
...けどさっき、部活でトラブって...。」
先「それかも知れないわね。
ごめんなさい、これから出張があって...。
学校を出る前に、体育館によってお友達呼んでおく?」
なるべくついていてあげて。と言い残して部屋を出ていった。
黄「...Aっち」
原因は分かっているが、きっと責めたりしないんだと思う。
ただ、目を覚ますのを待つしかないのか...。
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美夜♪(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。すいません、こちらの間違えで、夢主は17ではなく14の設定だったのですが間違えてました。修正しましたが他にも質問やご指摘があれば遠慮なくお願いします。これからもよろしくお願いします。 (2017年7月14日 13時) (
レス) id: 5bdc5c3749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりノワール - あの、身長145cmはちっちゃ過ぎです。17歳なら150~160台がいいのでは？ (2017年7月14日 9時) (レス) id: 6f03c68297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美夜♪ | 作成日時：2016年11月24日 4時
