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雨が降っていた。



外で咲く紫陽花は、

嬉しそうに。輝いている。




椿さんは何かをオーブンで焼いている。

暇だなぁ。




「ねぇ椿さん、知ってる?」




「ん?」




「絵本の紫陽花の葉の上には、カタツムリがいるでしょ?」


「うん」




「でもね、カタツムリって、紫陽花が嫌いなんだってさ」





「そうなの?」





「うん。紫陽花の葉には毒があるんだよ」




「へぇ、知らなかった…じゃあ絵本のやつは嘘なんだねぇ…」




「そうだね、紫陽花の葉でも食べて死 ねないかな」


冗談混じりに言ってみる。






「治くんは本当にしそうだからやめてね」


「はい、これどうぞ。今回のおやつは豪華だよ」




そう言って出してきたのは、




紫陽花とカタツムリの描かれた

アイシングクッキーだった。

17→←15 太宰治生誕祭



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作者名:麗華琉 | 作成日時:2019年6月14日 5時

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