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15 太宰治生誕祭 ページ16

「あああぁぁああ!?」




「!?」




突然、椿さんの部屋から叫び声が聞こえた。


何かあったのかな。




コンコン!


「椿さん?如何したの?」



「その声、治くん?ちょっと助けて、」



「え、うん。入るよ」

椿さんが叫ぶなんて初めてだなぁ。

本当に如何したんだろう。



ガチャ…




「「「「誕生日、おめでとう」」」」



そこには、椿さんと森さんと、

2人の男性が立っていた。



椿さんは、僕に手紙と花をくれた。





そっか、今日は僕の誕生日だ。







「有難う、椿さん」




誕生日なんて、下らないと思っていた。





でも、


こんな日もいいかな、なんて。







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


治くん、誕生日おめでとう。

君の仕事の早さに何時も驚かされるよ。

治くんは鋭いから、私には見えない事も

きっと見えてしまうんだろうね、

苦しくなったら、誰かを頼ること。

それと、睡眠はしっかりとるんだよ。


自 殺も程々にね、

首領も私も心配だから。


椿より

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作者名:麗華琉 | 作成日時:2019年6月14日 5時

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