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立場 ページ20




『タケミっちって歳いくつ?』


武「今年14歳っすね…。綾小路君は、」


『アヤノでいーよ。長いっしょ?

 俺は今年16歳。高一だよ』



タケミっちって童顔だなぁ、と思って聞いてみたら中二だった。



マ「タケミっちにアヤノ紹介しときたかったのはさ、コイツが"東卍であって東卍でない"からなんだよね」


武「"東卍であって東卍でない"…?」



マイキーが俺の立場について説明する。

一応幹部しか知らない事なのに会って一日のヤツに教えんのか…?

まぁそれだけタケミっちを気に入ったって事か。



ド「正しくは【門外顧問】ってとこだな。普段は雑用みてぇなもんだが、内輪揉めとか非常時に総長(おれ)らと同等の権限を持つ」


『雑用ってヒド…。お前らが馬鹿だから細けぇこと見てやってんだろ』



ヒトに押し付けといてよく言うわ。

まあ? 俺は周りの事も気にかける余裕がある男ですから??



マ「あと… アヤノは東卍の名簿も管理してる。
 だからもし東卍(ウチ)のヤツらになんかされたらアヤノに相談しろ? すぐに見つけ出してくれっから」


『ほらまた俺任せ〜』


武「ハハハ…(マイキー君の頬っぺた引っ張ってるよ…!?)」



言ったそばから俺に押し付けてきやがって…。



イラッとしたのでマイキーの頬を引っ張ってやる。






……よく伸びるな! 餅かテメェの頬っぺたは!!



まぁ一般人の友達(ダチ)に気を遣えてるってことだし、許してやるか。



『タケミっち、連絡先交換しとく?』


武「!! …是非お願いします!」


『ん』



ささっと交換を済ませて、流れでお暇しようとしたが無理だった。

マイキーに腕を掴まれて引き止められる。



マ「何処行くんだよ、一緒に来るだろ?」


『いや俺約束あるし』


マ「誰と」


『ムーチョとはるち』



なんでカレカノでもないのに束縛されにゃならんのだ!とは思うが、このままだと解放されないので正直に教えた。

そうするとドラケンのほうが「あー、昨日のやつか」と納得していた。




いや、総長なんだからお前も納得しろ???





膨れっ面で掴んだ腕を離さないマイキーに溜息を零す。

すると小さく肩が揺れた。





『…ったく。
 終わったらお前ん家行く。これでいいか?』


マ「…絶対?」


『信じらんねぇならはるちに俺を連れて来いって指示出しとけば』


マ「…アイツ俺よりお前優先するじゃん」


『それは流石に嘘』




春千夜どっち優先かな??

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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ハァハァ好きすぎる・・・!!!これからの物語めっちゃ期待してます!!!!! (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴奈 | 作成日時:2021年11月30日 15時

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