8話 ページ9
耳元、いつもよりずっと低くて、ため息混じりの囁くような声
肩に乗った手は温かくて、頬まで柔らかく吐息がかかった。
「…この際だから言うが君は少し男への認識を改めたほうがいい。」
杏寿郎が私のことを少し諌めるように言う。
「変に褒めると中には勘違いして襲ってくるような奴がいるんだぞ。気をつけなさい」
最後に、わかったか？と優しい声で言われ一生懸命コクコクと頷く。
近いんだわ…！
耳がかあっと熱くなる。
そんな私の顔を見た杏寿郎は眉を下げ少し微笑み、私の肩を優しく離した。
「…………頼むから期待させないでくれ
……勘違いしてしまいそうになる……」
『え、杏寿郎なんか言った？声小さくて聞こえなかった』
「なんでもないぞ！」
元気のいい返事が返ってきた。
いつもの太陽のような笑顔でこっちを見ている。
「とりあえず！その正二とかいう男には、
自分の思いを伝えてみたらどうだ？
……不用意に褒めたり、触れたりしてはいけないぞ‼
まあそれは男全般に言える話だが！」
うん？
正二…って誰や。どっから出てきたの正二。
『あっ……弘さんのこと言ってんのね？正二じゃなくて。』
「む！正二ではなかったか！」
『うん…』
どうしたら間違えんのそれ。
『…話聞いてくれてありがとね。
また弘さんには会うだけ会ってみる
うん、まあ……嫌だけど。』
「頑張れ！」
杏寿郎が応援してくれるも、なんか微妙な気持ちになる。
好きな人に応援されてるし。つら。
まあ私と杏寿郎は一緒にはなれない。ずっとわかってたことだから。
『頑張る。』
頑張らなさそうな声色で返事をした。
『……最後にね、ちょっと杏寿郎にお願いがあるんだけど！』
「む！なんだ！なんでも聞こう！！」
『腕の筋肉触らせてくれない？』
「本当に君は！！！！！」
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抹茶タピオカ2号(プロフ) - ウ〜〜〜〜〜！？！？////ヤバイ吐血&鼻血が、止まらん！！((変態とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月4日 20時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 千寿郎お母様にそっくりだー( ﾟ□ﾟ)とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月4日 2時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うわー！杏寿郎と夢主ちゃんが、大変なことになってる！＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月3日 21時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
roro(プロフ) - 始めまして！めちゃめちゃ面白くて何回も読み返しました！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月3日 2時) (レス) id: 66099f3f1d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月3日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさかなだいすき | 作成日時：2020年3月24日 15時
