【おそ松さん】好き 好き 好き 。【おそ松】

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カラ松 ｓｉｄｅ *




今日は珍しく寝坊をし、急いで学校に向かっている途中のことだった。


「 どぅふ っ 、｣


誰かにぶつかったのだ 。


顔をよく見るとぶつかった相手は女の子だった 。


「 ったた .. 。｣


『 .. あ、ああ、すまない ！、』


俺は慌てて手を差し出すと 、彼女は手を取り立ち上がって 、スカートをぱんぱんとはたいていた 。


「 よいしょっと .. 有難うございます 、｣


『 怪我はないか？ 』


｢ だいじょぶです ！｣


『 そうか、なら良かった 。』



彼女に顔をじーっと見られ 、俺は首を傾げた 。


｢ あ、そうだ、そっちも怪我とか有りません？ ｣


『 ああ、俺は大丈夫だ 。』


「 なら良かったです！ ｣


にこりと笑みを浮かべる相手はとても可愛らしい 。



キーンコーンカーンコーン



チャイムの音が、聞こえ彼女は慌てて


｢ あ、私もう行かなきゃ 、｣


『 時間をとってすまなかったな、』


｢ いえいえ！、さようなら！｣


と、彼女はチャイムの鳴る学校へと向かい走り出した 。


ぱさりと彼女の鞄から何かが地面に落ちた 。


拾うとそれは学生証だった、


.. 帰るときに届けてやるか 、


取り敢えずは自分も学校に行かなくては 、

と、彼女の学生証を鞄に入れて 、自身の学校へと向かった 。





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