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A「何で、アンタが…っ!?」



「ん。 何かなった…? 的な」





訳分からん。





A「ま、また、コノハを!?」


「いや、それはない。 だって俺アイツに会ってないから」





A「じゃあ、何なのよ」

「知らねぇ」







他人事の様に肩をすくめる彼に少々、いや、だいぶイラッとしてつい、殴りそうになる。




「まぁ良いじゃん。 アイツが痛い思いしないで俺と会えるなんて」



「光栄に思えよ」と言いながらわたしとの距離を縮める。




A「離れてよ………」

「イ・ヤ」





「っと、誰かに見つかったら終わりだからな……。

しょうがねぇな。 場所、変えるか」



A「は? 全然聞こえない」



わたしがいぶかしげに眉をひそめた時__


「お姫様。 楽しい楽しい、お茶会へご案内しましょう…」


A「へ…?」







彼は立ち上がってパチンッと指打ちをした。



瞬間、床がなくなり、体がフワッと浮遊感に包まれる。


が___








A「えぇ!? お、落ちる……」


やはり、重力には逆らえない。





A「ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」









「大丈夫だって…」


そう、声がして体が支えられる。




彼に抱っこされていると気づくのはまだまだ先の事だろう。

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愛魔猫(プロフ) - 最高です。 大好きなコノハもクロハも出てて。 他作者は何故でしょうかクロハを優しく書いてて。 じん様が書いてるのかと一瞬思っちゃいました☆☆ (2015年5月23日 20時) (レス) id: a078292582 (このIDを非表示/違反報告)
アクノ - 最っ高でした!次の作品もがんばってください!!(お前は何様なんだよ (2014年5月11日 14時) (レス) id: 75f9c8183c (このIDを非表示/違反報告)
ふにゃもらけ(プロフ) - コノハかわいい (2014年1月1日 13時) (レス) id: fbdbc20666 (このIDを非表示/違反報告)
あづにゃん(プロフ) - 若葉さん!唐突でゴメンなさいなんデスが友達になってくれないデスか!? (2013年11月24日 21時) (レス) id: 3294e0057f (このIDを非表示/違反報告)
セトまぢ神←(プロフ) - タメでいっちゃいますねぇ~(*´-`)   お話ししたい!! (2013年11月24日 17時) (レス) id: 6f7bb049b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:若葉 | 作成日時:2013年11月19日 7時

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